気をつけないと、もしかしたら自分もそんなプレイヤーになってるかも...
オンラインゲームでは、初めて会うチームメイトたちと共にプレイする楽しさがありますよね。でも、オンラインで出会うのはそんな愉快な仲間たちだけとは限りません。ゲームロビーで怒りのチャットを繰り広げる人たちを目にしたことのある人は少なくないでしょう。しかし、マルチプレイを不快なものにするプレイヤーにも色々なタイプがあります。
今回は自分のチームメイトになって欲しくないプレイをする輩を、7タイプに分けてみました。もしかして自分が当てはまっていないか、胸に手を当て考えながら読み進めください。
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■怒りん坊
どんな状況でも五月蝿くって不愉快。そんなヤツがこれです。チームが負けてても勝ってても、ギャーギャーと罵詈雑言を交えて喚いていて、喜んでいるのか怒っているのかさっぱりわかりません。
ある意味凄いといえるでしょう。様々な放送禁止用語を紡ぎ上げて、とどまることなくまくし立てることができるんですから...まあ意味を成さない言葉の羅列である場合がほとんどですが...。
相手を貶したりする発言をするプレイヤーもこれに似ていますが、こちらは常に怒っているわけでも、また喜んでいるわけでもありません。そして大抵の場合、怒りん坊や貶し屋がまくし立てるのを聞くことになるのは、ゲームロビーだったりマッチとマッチの間でだったりするわけですが、自分のチームにそんな人がいたら最後、プレイ中ずっと野蛮な叫びを聞くはめになります。チャットのミュート設定を確認してからプレイしましょう。
もちろん、怒りん坊はその怒りを音声や言葉で表すプレイヤーだけを指すものではありません。怒りに任せて急にゲームを去るプレイヤーもいます。このタイプの怒りん坊は、自チームが負けそうになったらすぐにゲームを去ります。それまで一緒に戦ってきた仲間を裏切り、ディスコネクトした後にチームメイトに起こることを無視出来るなんて、マナーが悪いです。
■ヒップホップスター
プレイヤーの中には、お気に入り曲をプレイリストにして流したりできる「This Is My Jam」などを使って、自分の聴いている曲を他人に無理やり聴かせる人もいます。どんなに曲が良くたって、音質の良くないボイスチャットに大音量で音の割れた曲が流れてくるのでは、嫌がらせでしかありません。
大抵、こんな場合に聞こえてくるのはラップとかヒップホップです。プレイ中にも自ら曲に合わせてラップしたり...。しかし、上手い人が少ないのが残念です。アイスTさんあたりがプレイ中にラップしている、とかなら聴いてもいいですが...。
■ゲームに本気になりすぎる人たち
一部のプレイヤーは、例えばアイドリング中の人のように、ゲームに対するやる気が足りていないため、他のプレイヤー達に迷惑をかけます。でも逆に、ゲームにちょっと本気を出しすぎな人たちもまた、ゲームを楽しくプレイしたい人には迷惑だったりするものです。
他のプレイヤーに事細かに指示を出したりすることもあります。もし可能なことなら、マップ上の全てのプレイヤーを操作したいと思っているような人たちがコレです。コントロール・フリークとも言えるでしょう。そんな彼らが戦っている相手を攻撃して、キルを横取りしてしまったら、デジタル上のスコアが取れなかったことにブチ切れることまちがいなしです。
■一匹狼
きっとこの手のプレイヤーは、アイン・ランドを喜ばせることでしょう。なぜなら彼らは自分自身による自分自身のための自分勝手なプレイスタイルを取るからです。大抵の場合は、キル/デス・レートが一番の感心事。他にもスーパープレイ集を作るためにプレイする人もいます。ただ、これらの特徴を持って入るものの、時には一匹狼のプレイヤーはそのマップの目標を達成することをも個人的目標にしていたりもします。でも、「チーム」とか「団結力」とかが辞書にないプレイヤーのことですから、誰もそれを手助けしてくれなかったり...。
一匹狼プレイヤーがキャンパーだったりすることもあります。ゲームタイプがキル数重視のものだったりする場合、自分のチームにいても悪くはないかもしれませんが、堂々と勝利を自慢できるような勝ち方ではないですよね。しかも、そんなプレイヤーが相手チームにいる場合、そしてゲームタイプがキル数重視「ではないもの」だった場合、一匹狼プレイヤーは邪魔者でしかありません。
■トロール
トロール(Troll=荒らし)の唯一の目的は、他のプレイヤーのリアクションです。トロールたちはいろいろな戦術を駆使してリアクションを得ようとします。
その中でもよくあるのが、有名キャラクターの音声を使って他のプレイヤーとコミュニケーションを取ろうとするトロール行為です。もし、プレイヤーの外観をカスタマイズできるゲームならば、ド派手でアイキャッチー、ピンクとかレインボーカラーな外観で目立とうとするでしょう。でも、ただ派手なだけではなく、あなたの死体を見つけてはティーバッグをかまして屈辱を与えようとします。
とはいっても、それくらいのことではチームキルを止めない凶悪トロールに比べれは取るに足らないものではあります。悪質トロールたちは、ただイラッと来るだけには終わらず、ゲームの邪魔をしたり、サボタージュしたりするのです。一方で、もっと子供っぽい悪戯をするトロールだっています。自分がターゲットにされない限りは笑えるものだったりも:
動画は、ひとチームまるまる「Dick=ち◯ぽこ」を含んだ名前のプレイヤーでしめられていることに気づき、ヴォイスチャットで驚きの声をあげるプレイヤー達の様子を収めたもの。
■スナイパーエリート部隊
シューティングゲーム界にロックスターが居るとすれば、それはきっとスナイパーでしょう。パワフルな一発必殺武器を手に、誰にも気づかれずに遠くから敵を撃ち殺します。
ヘッドショットで一撃で敵を葬る爽快感に勝るものはないでしょう。ヘッドショットをキメる感覚は、スナイパーにとっては病みつきな感覚、一方、頭をぶち抜かれる側からすれば、これは屈辱的でイラッと来るものです。もしゲームバランスがとれていれば、ヘッドショットをとることはそう簡単ではないはずですが...。
多くの人が頭をスナイプすることを「クール」だと思っているために、こんな問題が起きます。ゲームに入るとほとんどみんなスナイパー。チームの役に立つとか、そんなことに関係なく、両チームとも不条理な数のスナイパーで撃ち合っているような状況に。例えば、『バトルフィールド』や『チームフォートレス2』などでたまに見られます。
そして、スナイパーばかりの状況にしびれを切らしたあなたもまた、スナイパーにクラスチェンジして、苛立たしいスナイパー共の頭を撃ち抜き始めるのです...。この状況では楽しめませんよね。
■アイドリング中
ゲーム参加中に何もしてない人はキックされるべきだし、キックされる場合が多いです。でもどんな時でも、誰かしらがアイドリング/AFK(Away From Keyboard=キーボードから離れている=席を外してる)はしているものです。
ちょっとならいいですが、ただの邪魔な動かない的になっていると困ります。多分彼らもAFKしてたらキックされることは分かっていて、それでも座ってゲームをしてないんです。黙ってゲームを去ればいいのに、なぜか自らそうしないんです。
『チームフォートレス2』では特に、帽子ファーミングのためにこれをやるプレイヤーが目立ちますが(実際にプレイせずともゲーム内にただ居ることで総プレイ時間が増え、アイテムアンロックの確率が増す)、他のゲームでのAFKはそういうわけではありません。
ほとんどのゲームではアイドリングしてもいいことはありません。逆にチームを勝利に導く活躍をすればポイントが貰えるゲームはありますが...。それでもアイドリングする必要があるのでしょうか? もちろんそういったプレイヤーをキックすることもできますが、キックするのも手間がかかる仕組みになっているのがほとんどです(そうでないと嫌がらせで適当にプレイヤーをキックする人とかがいますからね)。つまり、アイドリングプレイヤーがゲーム内からいなくなることは当分ないでしょう。
以上が米Kotakuの作ったリストです。オンラインでプレイしてると、実際このリストに当てはまるプレイヤーって結構目にしますよねー。
コメント欄では、他にも「ゲーム外の人間と喋ってる奴」、「トッププレイヤーが使用してるクラスにすぐ乗り換えようとする奴」などをリストに加えようという意見のほか、「自分はリストで言うと怒りん坊だけど、知り合い以外と遊ぶときはマイクをオンにしない」、「このリストを見ていると、フレンドリーで協力的なチームメイトがユニコーンのように思えてくる」なんていうコメントも有りました。
オンラインプレイ時にはそんな駄目プレイヤーに要注意、そして、自分もそうならないように注意しましょうね!
トップ画像 via the Team Fortress Wiki
[via Kotaku]
(abcxyz)
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