今回の美術のお時間は、イカしたキャラクター・デザインですよ!
コンセプト・アーティストのロドリゴ・リベイロさんは、『コール オブ デューティー ファイネストアワー』を開発し、現在は『ロストプラネット3』や『YAIBA: NINJA GAIDEN Z』を開発しているデベロッパー、Spark Unlimited社にお勤めの方です。
そんな大きな会社にいても、クリエイティブなお仕事であれば、完成間近まで漕ぎ着けたのにオトナの事情でボツになってしまう案件も多々あったりします。
今回はリベイロさんによるそんな、ボツ案となってしまった...けど、このまま日の目を見ないのはもったいないキャラクター・デザインをご紹介します。
もうトップ画像からして魅力的なので、気になってしょうがないかと思いますが...以下のギャラリーでチェックしてみてください。どうぞ!
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格闘ゲームかアクションか、どうなる予定だったのか気になりますね!
リベイロさんは、リアルなペインティングもちゃんと描けますが、人物などのキャラ・デザインとなると、ちょっとディフォルメされたコミック調になるスタイルのようです。どことなく『Gorillaz』や『The Goon』みたいな描画スタイルを思い起こさせると同時に、ここ10年くらいの流行りの絵柄なのかな、と思わせます。
キティちゃんにソックリな女子高校生はもう、ズバリそのものですが...他のキャラたちはサメやニワトリ、ネコやカエルといった、何かしら動物のカブリモノをしているのが多いですね。そうでなくとも、ハゲワシやハイエナと言ったお供の動物を引き連れており、いったいドンなコンボ攻撃が繰り出されるのか、この目で確かめてみたいです。
ゲーム化出来なかったのであればせめて...アクション・フィギュア化とかどうでしょう!? どなたか是非ともお願いします!
ちなみにリベイロさんは、カリフォルニア州ノース・ハリウッド地区にあるシャーマン・オークスという、閑静でちょっとリッチなエリアにお住まいです。コンセプト・アーティストも実力と運があれば豊かな生活が出来るモンなんですねぇ。憧れちゃいます。
ほかにも、リベイロさんの個人ウェブサイトでは、『Resistance: Fall of Man』に登場する、凶悪なツラしたモンスターたちや、かつて在籍していたInsomniac Games社で描いた『ラチェット&クランク FUTURE』のコミカルなロボットといったコンセプト・アートも公開されています。ソチラもぜひどうぞ!
Character Concept Art by Rodrigo Ribeiro[Concept Art World via Kotaku]
(岡本玄介)
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