本日の美術のお時間は、裸体に描くボディー・ペインティングです。
オーストラリアの小さな町、ペルトシャッハ・アム・ヴェルター・ゼーで開催された『ボディーペインティング・フェスティバル』。そこまで伝統的なモノではありませんが、今ではこのイベントは16回目を迎えるのだそうです。
おかげで、もうこの土地はボディーペインティングの聖地と言われるまでになり、今年も世界中から選りすぐりのアーティストと、キャンバスになるモデルさんたちが集結しました。
とにもかくにも......ペイントされているとは言え、キャンバスになっているのは女性の裸体ですので、とりあえず職場での閲覧に注意しつつ、ギャラリーへどうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
どうして、そんなトラウマ級にホラーなペイントにするのか? というモノもあれば、非常にシュールなデザイン、地元のアボリジニーの装飾をモチーフにしたペイントなど、アイディアも多種多様です。
ただ単に裸体に色を塗るだけでは飽きたらず、頭頂がマンドラゴラみたいになっていたり、酉の市の熊手のデコレーションみたいになっていたり、果物で作られたヘルメットが重そうだったりと、プラスアルファーでチョイ足しの装飾品もOKなんですね。
オフィシャル・サイトでは、H・R・ギーガー版エイリアンをテーマにした作品や、アシュラマンのように複数の腕を顔を持ったモデルさんの写真などもチェックできます。
世界中のアーティストが集まったと申しましたが、なんと日本の作家さんもエントリーされていた模様。ブラッシュ/スポンジ部門のアマチュア賞で、20位になっているススガ・アイさん。どんな作品なのか判りませんでしたが、これからもガンバって下さい!
最後に、このフェスティバルのトレイラー動画で現地の雰囲気をどうぞ。コスプレと紙一重な印象を受けるかと思います。しかもスゴい迫力ですヨ!
© WBF World.Bodypainting.Festival
[World Bodypainting Festival via Laughing Squid + Design You Trust via io9]
(岡本玄介)
関連記事