アメリカ最大級のコミックのお祭り「コミコン」。その会場で開かれたマーベルの会見に『マイティ・ソー』、『アベンジャーズ』の敵役「ロキ(トム・ヒドルストン)」が劇中のキャラクターそのままで登場し、会見を乗っ取り「ロキ様ショー」を展開。会場が黄色い歓声に包まれました。 今回はそんな「ロキ様ショー」の様子を映した映像と写真をご紹介いたします。
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ロキ「人類よ......なんと落ちぶれたことか。うだるような暑さの中、何時間も行列に並び、闇の中に集まって声を上げるとは......まるで獣のようだぞ! 私はアスガルドのロキ! 栄誉ある目的を持ってここにやってきた。(会見を行なっていたマーベルスタジオの社長ケヴィン・ファイグを指さし)女々しい奴め、下がっていろ!」
ロキ様ショーの始まりだっ!
ロキ「輝かしき自由の年、貴様らはこの部屋に押し寄せ、人生の喜びを失いつつある。ミッドガルド(人間界)の粗末な館のホールHと呼ばれる、このアリーナで(会見会場)。貴様らは、あの機会に私の支配を受け入れるべきであった。」 観客「キャーッ!」 ロキ「(歓声を上げる観客の1人を指さし)シーッ! 跪くのだ! 貴様らの耳は未だ語られぬ物語を切望している。そして、目はまだ見ぬ景色を欲し......想像力は痛みを覚えるほどに餓えている」
時々見せる笑顔が素敵なロキ様
ロキ「貴様らの『アベンジャーズ』はどこにいる? 私に忠誠を誓え。さすれば求めるものを与えよう。私の名を言え。私の名を言うのだ!」 観客「ロキ! ロキ! ロキ!」 ロキ「どうやら、私には軍隊があるようだ」この直後、新作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の特別映像が流れた模様です。最後に『アベンジャーズ』の台詞ネタで締める素敵なロキ様。怒涛のロキ様劇場に会場にいたファンは大興奮。なんとなく女性の声が大きかったところからも、「ロキ」の女性人気の高さが伺えます。
それにしても、イギリスの王立演劇学校を卒業し、シェークスピアの『オセロ』を舞台で演じた経験もある、トム・ヒドルストンの才能が遺憾なく発揮されたショーでしたね。これは生で見たかったなぁ(一部カットされていますが、高画質版もあります)。 続編『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』がますます楽しみになってきましたね(日本では2014年2月公開予定)。今作は「ロキ」が「ソー」と共闘するという話ですが......期待通りに裏切ってくれるのでしょうか!?
Marvel movie panel nearly destroyed us with glorious madness[io9]
Loki takes over hall h[YouTube]
SDCC 2013: Tom Hiddleston as Loki at the Hall H Panel[Marvel.com]
(傭兵ペンギン)
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