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映画化希望。『フォールアウト』の超ハイクオリティなファンフィルム

2013/07/19 14:30 投稿

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フォールアウト ゲーム


下手なゲームの映画版を遥かに凌ぐクオリティ、25分超の大作です。

この『フォールアウト』のファンフィルムFallout Nuka Break:Red Star』は、ただのファンフィルムではありません。『フォールアウト』の開発者であるティム・ケインさんやクリス・アヴェローネさんも関わっている作品なんです。

元のゲームの開発者が関わっているからといって、必ずしもその映像作品が素晴らしいものになるとは限らない、ということは皆さんもよくご存知だと思いますが、この『Fallout Nuka Break: Red Star』は凄いんです。

『フォールアウト』のゲームシリーズと比べると、少しユーモアが少ない気もしますが、世紀末的世界をシリアスでドラマティックに描いた作品となっています。動画とそのストーリーは以下より。
 


【大きな画像や動画はこちら】

 


孤独を愛していた主人公は、以前共に追跡業をしていたビルを尋ねて旅をしています。ビルの家を尋ねると、ビルはおらず、代わりにビルの奥さんがいました。一晩泊めてくれた奥さんは主人公に、「私にとって特別な人を探してほしい」と頼むものの、断る主人公。「あなたには探すべき特別な人がいないの?」と尋ねる奥さんに「そんな馬鹿げたことは随分前に諦めた」と主人公。

しかし、奥さんが写真を見て涙を流す姿を見て、奥さんの行方不明になった娘のベッカを探して欲しいという依頼を引き受けることに。ベッカの写真、ネックレス、幾らかのキャップ、そして「判る人にこれを見せれば助けてくれる」と星の付いた特別なキャップを手に、主人公は彼女を探す旅に出ます。

写真を見ても「知らない」と言う物売りに、星付きキャップを見せると「そんな物騒な物を見せるな、あっちのトレーディングポストへ行ってバーカーにでも見せろよこんちくしょう」と言われます。ロボット保安官のバーカーに星付きキャップを見せると、バーカーは話をはじめました。

その話はシーザー・リージョンのお偉いさんを兄に持つ狂人リオンの事。彼が率いる集団に近づくものはリージョンでも殺してしまうというリオンは、若い女性たちを奴隷にすることでも知られていました。ベッカはリオンに囚われた後に、バイソンという男に買われたということがわかります。

そうして虐殺死体の近くに奴隷の居るキャンプを発見した主人公でしたが、スーパーミュータントに襲われます。スーパーミュータントにボコボコにされる主人公。その時に不意に落としてしまった、ベッカの母がくれたネックレスに、奴隷キャンプに居た内の女性が反応をします。それに気がついた主人公は、スター付きキャップを彼女に渡すと、彼女はスーパーミュータントと交渉をし、キャップを枷の鍵と交換し、自由の身になりました。

ベッカを連れてビルの家に帰った主人公。「ここに居てもいいのよ」というベッカに、「探さねばならない人がいる」と言い、ビルの持っていたライフルを手に去って行く主人公でした。


うーんかっこいい! 衣装も音楽も、まさに『フォールアウト』の雰囲気満点です。

映像の制作にあたったWaydide Creationsは、2年前にも『Fallout: Nuka Break』という映像シリーズを作っています。それに続く形の今回の『Fallout Nuka Break: Red Star』ですが、どうやら今回の作品はMachinimaの送るMachinima Primeシリーズの第1作になっているとのことです。

このクオリティで長編映画とかTVシリーズを作ってくれたら、ゴマンとニューカ・コーラキャップを払うのに......。誰かーお願いします!


[via Kotaku

(abcxyz)

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