銀河帝国からホワイトハウスに回答が!
数日前、オバマ大統領はアメリカ国民の夢を粉々に砕きました。まるでレーザービームによって塵とかしてしまったかのようなその夢は、「デス・スターを建設する」というもの。
アメリカ国民のデス・スター建設に掛ける意気込みはかなり強かったようで、オンラインで1ヶ月に2万5000人分の署名を集めてホワイトハウスに提出したはいいものの(1ヶ月に2万5000人分の署名を提出すればホワイトハウスが公式にその案件について対応してくれる)、さすがに悪の象徴ともなっているデス・スターを、国を挙げて作ろうとはなかなかしませんよね......。
でも、ホワイトハウスからの正式回答「ノー」対して、どうやら銀河帝国もまた正式に回答を出したようです。詳細は以下より。
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インペリアル・センター、コルサント:
米国大統領と米国民はデス・スターを ―その小さくも好戦的な星の、敵意に満ちた住民の要望に反し― 建造しないという声明を発表し、圧倒的な軍事力を誇る銀河帝国はそれを確認した。アウターリム域を治めるウィルハフ・ターキン総督はこう語っている。
「そのような脅威となるテクノロジーを原始的な世界の手に握らせてしまえば、平和と高潔さを重んじる銀河帝国国民を不安にさせるであろうことは疑う余地もない。そのような破壊力を持った代物は、パルパティーン皇帝のような素晴らしい指導者により、防衛目的で使用されるべきだ。」
想像性に欠けた名前を持つこの星の、合衆国の代表者たちは、彼らの下した決断が臆病さから下されたものだとは認めようとせず、財政危機をその理由としている。コナン・モッティ帝国艦隊提督は以下のように語った。
「彼らの示した建造費用は馬鹿馬鹿しいほど過大に見積もられている。だが、このようなちっぽけな星の生産能力は、我々の持つ生産能力に遠く及ばないことも考慮に入れねばならない。」
デス・スターの設計については、地球からは弱点となる部分に関して大げさに誇張された主張がなされている。これについて皇帝の特使は、銀河元老院中の扇動的な者達の中に、それを真に受けるような動きがみられないよう警告している。モッティ総督はこう付け足した。
「そのような宇宙要塞に対しては ―もしそのようなものが建造されるとしての話ではあるが― どのような攻撃も意味を成さないだろう。」
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うわー、かつては銀河共和国の中心、現在は銀河帝国の中心のコルサントから、このちっぽけな地球に関してこんな声明が出されたとは驚きですね! 銀河帝国と地球の架け橋となっているStarWars.comさまさまです。
StarWars.comは最近、銀河帝国ではなくディズニー帝国寄りの政治思想に乗り換えているなんて話も耳に入ってきますが、先にデス・スターを完成させた銀河帝国に地球もろとも破壊されないといいですね!
[via io9]
(abcxyz)
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