本日の美術のお時間は、コンセプト・アーティストのご紹介です。
数年前まで、ユービーアイソフトでシニア・キャラクター・デザイナーを務めていらしたという、ヘンリー・フォンさん。
カレはコンセプト・デザイナー、プロダクション&コスチューム・イラストレイター、アート・ディレクターとして、ゲーム界や映画界でイロんなデザイン業務に関わってきた、プロフェッショナルな絵師さんです。
さらに今は、『パシフィック・リム』や『アメイジング・スパイダーマン 2』といった映像プロジェクトでバリバリにご活躍中のアーティストです。
今回はそんなフォンさんによる、アートワークの数々をチェックしてみましょう。以下のギャラリーでどうぞ。
室内外の風景から、人物にメカまで、ナンでもござれですね!
トロントでテクニカル・アートや古典アニメーション、デザインを、そしてモントリオールで古典的なペインティングを学んだというフォンさん。なるほど、カナダだからユービーアイに入られたんでしょうね。
そのユービーアイソフトでは、2009年まで『アサシンクリード』や『プリンス・オブ・ペルシャ』、『Far Cry』といったメジャーな作品に関わったそうです。
ほかにも映画では『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』で仕事をされただけでなく、さらにはラス・ヴェガスでシルク・ド・ソレイユが行った「マイケル・ジャクソン」という舞台でも、プロダクションやコンセプト・アートの面で参加されています。
堂々たる実績と実力をお持ちの方ですね。これらのギャラリーだけでは物足りないというアナタ! フォンさんの個人ウェブサイトに行けば、もっとイロイロ観られます。超オススメですよ!
One Man's Artistic Journey From Ubisoft To Pacific Rim [Kotaku]
(岡本玄介)
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