ソニックファンなら見逃せない


しかも、ソニックの声はホンモノ

ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の18分にも渡るファンムービー『Sonic』が公開されました。かなりシリアスな世界観に、作中のイメージそっくりのD.J.ハザードさん演じるエッグマンが不気味。

ネット界の有名人もカメオ出演している豪華なムービーとなっていますが、なによりも豪華なのはソニックの声はアメリカで放送されたアニメ版ソニックの声を全て担当しているジャレール・ホワイトさんだっていうこと。これはソニックファンなら見逃せませんよ!

動画は以下より。
 

 


言語依存の高い、シリアスなお話なので、訳を以下でご覧ください。

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-惑星メビウス サウスアイランド-

ブッシュネル大統領:メビウスは調和の象徴です。今こそ全ての国が人類の向上というゴールに向かって助け合う時です。これは我々の調和に対する最初の脅威なのです。

リポーター女:攻撃を率いているのは2ヶ月前から行方不明となっている、ロボット工学の権威ドクター・ジュリアン・キントーバー(※)だと、複数の筋から報告されています。キントーバーは人道に対する罪に問われていました。

※アニメ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』ではDr.エッグマンの本名が「ジュリアン」と設定されている。「キントーバー / Kintobor」はセガ・アメリカが考えたエッグマンが良心を持っていた頃の名前で、エッグマンの姓「ロボトニック / Robotnik」の綴りを逆にしたもの。

リポーター男:サウスアイランドには、モビウスの中でも最も高い知能を持った動物たちが住んでいます。なぜキントーバーがサウスアイランドの生物を皆殺した動機は不明です。

ロボトニック:私はもうジュリアン・キントーバーではない。私はロボトニックだ。私は社会が必要としている完璧性の象徴だ。私の抱く理想の社会には、ひとりのリーダーが必要だ。それが私だ。私の社会、私のリーダーシップなのだ。

ブッシュネル大統領:我々に残された道は報復以外ない。こうしている間にもG.U.N.部隊が、キントーバーの勢力に対抗するための配備が進められている。

-3ヶ月前-

ソニック:一歩下がってこう考えてみよう。完璧な世界。リラックスして自分のいる環境を、自由を満喫できるところさ。でもエッグマンが全てを奪ってしまった。じゃあ誰かが取り戻さないと。その誰かさんは...ボクさ! すべてを話してあげるよ。どうやって取り戻すのか。ボクの話にちゃんとついてきてくれよ。ボクはすんごく早いからね!

E-100:これがお前の最後のチャンスだ。「青い物体」を見たか答えろ。答えなければどうなるかわかってるだろうな。ふたつのオプションがある。ロボット化か、死か。そのプライドが命取りだな。死ね。

ソニック:どうだい、「カッコイイ」じゃボクの速さを表現しきれないだろ?

リポーター女:この映像は昨日、サウスアイランドでのロボトニック部隊とG.U.N.部隊との銃撃戦にて撮影されました。突然青い物体が助けに現れ、数秒のうちにロボットを破壊していきました。この謎の青いヒーローがG.U.N.部隊を救ったのはこれで8回目です。

連邦男:連邦政府は皆に最善を尽くしています。司令に従い皆が平等なユートピアを築きましょう。信念と、機械、ロボットたちによってユートピアの更なる繁栄を...

連邦女:「青い物体」の正体に関する情報、逮捕に繋がる情報には2万ドルの賞金が与えられます。「青い物体」は連邦政府への反乱の罪で指名手配中です。「青い物体」はサウスアイランドの非人間生物の生き残りであるという噂が出回っていますが、連邦政府はロボトニック氏の声明によりその噂を否定します。

ロボトニック:彼らは絶滅しておる。ちゃんとワシが見届けたよ。

連邦女:「青い物体」が最初に反乱行為を行ったのは約3週間前でした。

ロボトニック:お前は見たのだな。

男:それが何かはわからないんだ。視点を合わそうにも...

ロボトニック:だがお前はそこにいた! 十分に見たはずだ。お前が見たものの正体を言え。言えないのか?

男:アアー!

ロボトニック:人間性か...

男:なんだと?

ロボトニック:人間性は神が与えた権利だったのだ。それが今では特権となった。ワシのルールに従えば、人間性を持つことをワシが許そう。だが従わなければ...お前は人間性を手放さなければならん。

男:ほんとに何も知らないんだ。頼むから止めてくれ。

ロボトニック:こいつのロボット化準備を始めろ。

男:やめろ!このモンスターめ。すぐにお前の悪行も終わりだぞ。お前が止めないならあの青い奴がお前を止めるさ!

ロボトニック:青い奴か...

G.U.N.兵ノヴァ:ここから撃てる?

G.U.N.兵ギアーズ:これ以上近づけば見つかるからな。

G.U.N.兵アンソニー:ここに一日中いるつもりじゃないだろうな。さっさと狙えよ。

G.U.N.兵ノヴァ:彼を援護して。

G.U.N.兵ジェイド:成功するかな?

G.U.N.兵ギアーズ:まあ見てなって。

G.U.N.兵ノヴァ:静かに。

G.U.N.兵ジェイド:ビートンの音よ!

G.U.N.兵ノヴァ:バレた!

E-100:止まれ。

G.U.N.兵ジェイド:いいから逃げて!

G.U.N.兵ギアーズ:行くぞ!

G.U.N.兵ノヴァ:後ろに回って、後衛をお願い!

ソニック:ハハ、感心しっぱなし? わかるよ。ボクの華麗な登場、もう一度見たかったらやってあげてもいいんだぜ。

G.U.N.兵アンソニー:サウスアイランドの奴か。

G.U.N.兵ジェイド:青い奴ね。

ソニック:そう、青い奴。ロボトニックの指名手配リストのナンバーワンだから、みんな聞いたことぐらいあるだろ?「青いヤツ」もクールだけど、ソニックって呼んでくれよ。ハハハ、ボクのこと気に入った?

G.U.N.兵ノヴァ:あー...

ソニック:そうじゃないといいけど。いやその、キミは可愛いけどさ...

G.U.N.兵ノヴァ:ノー。あなたって...

ソニック:ハハハハ、そう、ヘッジホッグだよ。誇り高きハリネズミ。まだ敵が来るみたいだ。ちょっと楽しんでくるよ。またね!

E-100:ロボトニック様、青い物体を発見。青い物体を発見。

ロボトニック:奴か。

ソニック:捕まえれるもんなら捕まえてみな!

ロボトニック:サウスアイランドの奴なのか?

ソニック:これで全部か?もっとかかってこいよ!

ロボトニック:こいつを殺せ!もっと送り込んでやれ。

E-100:モトラ出動。

ソニック:オー イエーイ!いっくぜー!

G.U.N.兵ノヴァ:彼が必要よ。反撃のチャンスになるわ。

G.U.N.兵アンソニー:マジかよ冗談だろ。

G.U.N.兵ノヴァ:G.U.N.には彼が必要よ。司令官だってソニックがしたことをわかってくれるはずだわ。

G.U.N.兵ギアーズ:アンソニー、彼女が正しいよ。彼は俺達の味方だ。

G.U.N.兵アンソニー:わかった、確かに奴は俺達の側にいる。でも奴を信用できるか?奴に関して俺達が知ってることといえば奴が...あれってことだけだぞ?

G.U.N.兵ジェイド:何よ。

G.U.N.兵アンソニー:サウスアイランドの奴らだよ。俺達あいつについては何も知らないだろ。

G.U.N.兵ギアーズ:彼がやったことをお前も見たろ?

G.U.N.兵アンソニー:芝居がかってたがな。

G.U.N.兵ノヴァ:幸運なことにあなたは決断する立場にないわ。


ロボトニック:敵はあいつだ。あのサウスアイランドの化物だ。優先順位を変更、あのヘッジホッグを殺すことが最優先だ。彼の写真を晒せ。

連邦女:ソニック逮捕につながる情報に対しての報酬は100万ドルに上げられました。更に、情報提供者は刑務に課されることがなくなります。こちらがグリーンヒルゾーンで撮影されたソニックの写真です。

ロボトニック:サウスアイランドの奴らを一匹残らず始末したと思ったのに...。こいつが生きているとすれば他にも生きている奴らがいるかもしれん。島を捜索しろ。ソニックには大部隊を仕向けろ。

E-100:ロボトニック様...

ロボトニック:しょうもないことに構っているムードじゃないってのがわからんのか!

E-100:これでご機嫌も戻ると思いますが。

ロボトニック:これで3つか。あと4つだな...

ソニック:面白くなってきた。お楽しみを始めようか。ハハハハ!

ナックルズ:オレたちが何に足を突っ込もうとしてるのか、お前も知っていればな...


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このファンムービーを作ったのは、『ロックマン』のファンムービーを作ったBlue Core Studiosの方々。シリアスな話になってるのに、ひとりクールなソニックがいい味出してますね。ナックルズも活躍する続編作ってくれないかなー。


[via NeoGAF via Kotaku

(abcxyz)

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2013/01/super_sonic_movie.html