『カルチャージャパン』って知ってますか? 日本のコアなポップカルチャーを紹介する番組として、日本を含む各国で放映されていた情報番組なんですが、その番組と公式サイトのマスコットキャラクター『末永みらい』ちゃんが、かなり未来っぽいスマートドールとして発売される計画が進んでいます。
そんな『カルチャージャパン』を運営するのは、メディアコンサルタントとしても幅広く活躍しているダニー・チューさん。もちろん『末永みらい』ちゃんの生みの親もダニーさんなわけですが、カルチャージャパンとJ.C.STAFFによるオリジナルストーリー『ミライミレニアム』の主人公として、すでにfigmaや「ねんどろいど」としてもフィギュア化されているキャラクターなんです。
そんなみらいちゃんですが、開発の進むスマートドールはかなりメカニック、そしてエロティックです。
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末永みらいスマートドールは、ソフビのボディにサーボモーターを搭載した機械のフレームを内蔵する、ドール型ロボット。これまでのドールとは異なり、ソフビの外皮に隠された「イオンフレーム」でサーボモーターを制御し、インタラクティブな動作を可能とする「みらい」的フィギュアになっています。
フレームには24個のサーボモーターが搭載されており、タッチや超音波、視覚、聴覚、位置情報を検知する複数のセンサーからフィードバックを受信するソフトウェアも開発中なのだそうです。すっげえ!
こちらが「イオンフレーム」と呼ばれる制御回路。脚部や腕、首と肩を動かす、各部モーターを制御するフレーム起動の心臓ともいえるユニットで、「AEON」とはラテン語で「生命」と「永遠」の意味なのだとか。
なお、CPUユニットである「ミライコア」は頭部にインストールされる予定。シリアル通信などのポートはここで処理するというわけですね。
フレームにはスピーカーも搭載する予定となっており(内蔵個所はおっぱいだ!)、スマートドールの最大の特徴ともいえるDLCでは、みらいちゃんの新しいセリフを次々とゲットできる他、ドールの動きを制御する「ミライモーション」もダウンロードできるらしいです。
みらいちゃんをデスクに座らせておけば、SNSの更新までミライモーションで知らせてくれますよ!(ちなみに、DLCは有料版と無料版が用意されるそうです)
画像の右上端に小さく写っているのが、各サーボモーターを制御する基盤。関節部分は、最終製品版では肌と同色になる予定だそうです。
関節の可動域は広く、「おっぱいを寄せる」ポーズの再現も可能。胸部分に当たる外皮の素材は、他のパーツよりも柔らかめのソフビを使用するそうです。電源は外部電源から取り込むことになりますが、ダニーさんによると、ブルートゥース接続によりアンドロイドからポージングすることも可能なのだとか。
ついに機械少女を遠隔操作できる時代が来たんですね......しみじみ。
ちなみに、未来ちゃんのスマートドールは60センチサイズで、通常のフィギュアよりもやや大きめ。というか、このサイズの存在感がいい! デスクトップに置けば、みらいちゃんが足をプラプラさせたり、腰をモジモジさせたり、首を振ったりしながら、「おかえり!」とかいろいろと話しかけたりしてくれますよ。
なお、製品は開発中のもので、完成品とは仕様の異なる場合があります。手元にみらいちゃんを置きたい! という人は、ダニーさんのサイトで続報を要チェックだ!
© Mirai Inc 2013
スマートドール[カルチャージャパン]
(キネコ)
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