美し過ぎる! 90年代のゲームのように動く「256色アート」
色々な意味で印象に強く残る90年代のゲームたち。 当時のゲーム機の限りあるハードウェア能力を使い、あれやこれやの工夫をこらし表現を競っていただけに、個性的なゲームが多かったように思えます。 上のグラフィックも当時を思い起こす雰囲気ですね。たった256色で、これほどの美しい表現をするのはプロの仕事です。実はこの絵、最近描かれたもので、最新の技術で美しくアニメーションのするんです。 EffectGame.comで紹介された「Old School Color Cycling with HTML5」というページで公開されている作品集は美しい256色アート。ビット単位で色を切り替えるというテクニックで絵の一部を変化させているのが特徴です。 このようなグラフィックのアニメだと「GIFアニメ」と思い浮かべる人が多いと思いますが、当時はアニメの全ページで使用する色を256色以内に納めなければならないので、こうのような特別な手法でアニメっぽくしているのですが、これがかえって美しかったりするんです。
(※クリックで拡大)
これらの作品にピンと来た人はするどいです。かつてルーカスアーツで「Loom」や「モンキーアイランド」といったゲーム作品を手がけたマーク・J・フェラーリ(Mark J. Ferrari)氏の作品なんです。これが当時を彷彿とさせるように動く(サウンド付き)のだから感動ものです。是非、下のリンクから作品をみてくださいね。 ちなみに、これは現在ウェブ技術の最重要トピックであるHTML5をベースに作られています。FLASHの代替としてウェブゲームの基盤として期待されているHTML5ですので、この流れで古いゲームの総移植の流れが生まれるといいですね。 当時のゲームを知人も、そうでない人も是非観てくださいね。 [Old School Color Cycling with HTML5 ] (増田(maskin)真樹)
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