かつてティム・バートン版の『バットマン』と『バットマン・リターンズ』でブルース・ウェインを演じたマイケル・キートンが、まさかの新ヒーローに?
その映画のタイトルが『バードマン(原題)』なのですが、この映画はブラック・コメディなのだとか。マイケル・キートンが演じる役が「かつてスーパーヒーローを演じた俳優」という、まるで本人そのままの設定となっているところが、ブラック・コメディのブラックたるゆえんでしょうか。
ではさっそく、初お披露目となる『バードマン』の撮影風景を見てみましょう。
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映画『バードマン』のメガホンをとるのは、役所広司さんや菊地凛子さんの出演で話題となった『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。マイケル・キートン演じる俳優が、かつて有名すぎるスーパーヒーローを演じたキャリアで俳優として伸び悩み、ブロードウェイに出演することで家族を巻き込むドタバタ喜劇という感じのストーリーとなる見込みです。
では映画の中でバードマンがどういう存在なのかというと、漏れ聞こえるところでは、マイケル・キートン演じる俳優の「想像の中に現れる」ヒーローなのだそうです。自分の過去に悩まされる俳優という設定なうえに、ブラック・コメディということで、脳内ヒーロー(?)のバードマンが映画の中でどう扱われるのかにも興味津々です。
でも、こうしてみるとバードマンのコスチュームもなかなかカッコよくて、王道のスーパーヒーロー映画としても観てみたくなっちゃいますね。
その他の出演者は、『アメイジング・スパイダーマン』でグウェン・ステイシーを演じたエマ・ストーン、『オブリビオン』にも出演したアンドレア・ライズボロー、エドワード・ノートン、ザック・ガリフィアナキス、ナオミ・ワッツ他となっています。
そういえばマイケル・キートンって、リメイク版の『ロボコップ』にもオムニ社のCEO役で出演しているんでした。ちょっとヒーロー映画づいてる?
そんな映画『バードマン』は、アメリカでは来年2014年公開予定となっています。
First Images from the Set of Alejandro Gonzalez Inarritu's BIRDMAN Featuring Michael Keaton and a Costumed Superhero[Collider]
Feel like you're being followed? Michael Keaton appears oblivious of the Birdman a few steps behind him on new film set[Daily Mail]
(キネコ)
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