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見た人全員が楽しさを共有できる、SCEジャパンスタジオ新作『パペッティア』

2013/06/06 13:05 投稿

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アクションゲーム パペッティア


昨年の発表から数ヶ月、遂にSCEジャパンスタジオの新作「パペッティア」の全貌が明らかになりました。SCEジャパンスタジオは過去に「SIREN」シリーズや「GRAVITY DAZE」、「ワンダと巨像」など、その独特な世界観や、ゲームの新しい楽しみ方を毎回教えてくれるのが魅力のスタジオなんですよね!

一足お先に、「パペッティア」をプレイさせていただきましたので、今回はそのインプレッションを交えてこの作品の紹介をしたいと思います。
 


【大きな画像や動画はこちら】

 


コチラは昨年公開された映像。「パペッティア」は劇場をイメージしたプラットフォームゲーム"で、それぞれのキャラクター達も人形の姿をしています。なので一見「低年齢向けなのかな?」と思ってしまうのですが、実際にプレイしてみると、アクションへのこだわりを感じ、そして誰でも楽しめるような作品でした。


クウタロウの冒険

「パペッティア」の主人公「クウタロウ」


彼は元は地球の少年なのですが、月の王「ムーンベアキング」によって魂を奪われ、木の人形に魂を閉じ込められてしまった少年です。彼が手に持っているのは聖なるハサミ「カリバス」! このハサミがアクションをとても盛り上げてくれる要素の1つなんですよ。


ハサミ・カリバス

ハサミに出来るのは「切る」というアクション。


「チョキッ、チョキッ」とボタンを押す度に、聞き覚えのある音と共に切り裂かれていく蜘蛛の糸。続けて切ることによって移動しながら対象を切ることができます


一気に切りましょう

ズバババッーッ 


他にも、ラインに沿って一気に切ることが出来るのですが、僕らもハサミを使ってカッターの要領で切り裂く時がありますよね。あれと同じで、サーッと切れていく爽快感は最高です。世界中で身近なモノが武器になって、用途が簡単に想像できるのが、この作品のポイントの1つです。


プロレスヘッド

ヘッド=命


クウタロウはヘッドがなくなると死んでしまいます。そのため複数のヘッドがゲーム中に登場するのですが、それもなかなかユニーク。例えば骸骨ヘッドハンバーガーの様なヘッド、時にはバナナをヘッドにして敵と戦います。その中には、特殊な能力を持ったヘッドもあり、シールドが使えたり、爆弾が投げれるようになったりと、物語が進むに連れてアクションも多彩になってきます。


バナナヘッド

ユニークなヘッドが沢山あります。


かなりの数のヘッドがあり、それらを集めるやり込み要素も楽しめます。ちなみに、僕が好きなのはこのバナナヘッド。ムービー中も所持しているヘッドを変更することができるので、ちょっとシリアスなシーンでバナナヘッドを装着するとなんだか笑えますよね。


相棒のピカリナ

相棒の「ピカリナ」。方言が可愛い。


そして次はパートナーキャラクターの紹介。彼女は妖精のピカリナ。ひょんなことで「クウタロウ」のパートナーになるのですが、実は2プレイヤーの操作キャラクターが彼女なんです。操作は「クウタロウ」とは違い、画面の中を自由に飛び回る事ができます。敵を叩いて倒したり、ステージギミックを補助したり、アイテムを運んだりと、サポートキャラクターとして大活躍します。

2プレイヤーはかなり自由に動き回れるので、プレイヤーにちょっかいを出せるのはもちろん。画面の中にギミックが沢山隠されているので、それを探すのも楽しかったです。ちなみに1人プレイする時は、彼女を右スティックで操作して物語を進めていくのですが、同時に操作するのではなく、場面によってクウタロウとピカリナを使い分ける感じでした。


ハサミでドラゴンと戦う

遂にはドラゴンとも戦います。協力して戦えばきっと倒せる!


今回作品を遊ばせてもらって思ったのは「ゲームをプレイする空間」を非常に大事にしているという印象でした。1人で遊ぶ時は、物語の設定が「劇場」なので、観客の声が聞こえ、コミカルなストーリーをみんなで楽しみながら遊んでる感覚になりますし、途中から2人でプレーするときも、コントローラーを持つだけで「ピカリナ」の操作が切り替わるので、やりたいと思った瞬間にゲームに参加できるんです。

登場キャラクター達も個性的で、方言を使ったり、ナレーションもゲームのメタ的な発言があったりと、本当に1つの劇場を見ている様に楽しむ事ができました。アクションもちょうど手に汗握れるような難易度で、見ている人達も「危ない! 惜しい!」などついつい声に出てしまうくらい「パペッティア」を楽しめると思います。

個人的には、ゲームをあまりやらない人が「クウタロウ」をプレイし、ゲーマーな方々が「ピカリナ」を操作するプレイ方法をオススメです。「ピカリナ」で、1プレイヤーのおぼつかない操作の「クウタロウ」をアシストしながら、時には画面内のギミックで1プレイヤーを驚かせたり、ちょっと邪魔をしてみたり...と。そこから生まれる会話も、きっと「パペッティア」の「魔法劇場」の1つなんだと思います。

そして最後に、この作品のクリエーターの方々に一言頂いてきました


パペッティア クリエーター


シニアゲームデザイナー
佐藤 一信さん(代表作:「SIREN」シリーズ 写真左)

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ひとりプレイだとそこそこの難易度で、アクションゲームが好きな人に十分遊んでもらえると思います。ふたりプレイで遊ぶと、難易度がとても下がってワイワイガヤガヤ遊ぶことができるので、ぜひ遊んで下さい。
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クリエイティブディレクター
ギャビン ムーアさん(代表作:「Gateway」「SIREN」シリーズ 写真中央)

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ぜひ皆さん「パペッティア」を遊んでみてください。すごく面白いし、やってみてからびっくりすると思います。本当に笑顔になれますよ
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シニアプロデューサー
水谷 崇さん(代表作:「METAL GEAR SOLID」シリーズ 「サルゲッチュ」 写真右)

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SCEの日本のスタッフ達が時間と手間暇をかけて丁寧に作りっていますので、1人でも多くの人に触って、作品を楽しんで欲しいです。どうぞよろしくお願いします。
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本日、解禁になった「パペッティア」の舞台裏を紹介する、インタビュー動画も合わせて御覧ください。



「パペッティア」はプレイステーション3で9月に発売予定です。アクションゲームとしても、エンターテイメントとしても非常に楽しめる作品でした。いまから発売を心待ちにしておきましょう!


パペッティア公式サイト

(エドワード長谷)

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