クラウディアさん...コミケでお会いしましょう!
日本マイクロソフト事例ニュースレターのプレスリリースよれば、Kotakuで何度か紹介している『コミケWebカタログ』がMicrosoft Windows Azure(アジュール、アジュアと呼びます)で設計されていたようです。
Windows Azure (TM)で設計されたとはいったい何を指すのでしょうか? またマイクロソフトとコミケットとのつながりも考えてみようと思います。それでは以下よりご覧ください。
『コミケWebカタログ』の開発元である有限会社サークルドットエムエスのプレスリリースによれば、Windows Azure (TM)導入に至った理由は以下の点だからだそうです。
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【Microsoft (R) Windows Azure (TM)採用の経緯】
「Windows Azure (TM)」は、マイクロソフト社がサービス提供するオープンで柔軟なクラウドプラットフォームです。
コミックマーケットは年に2回開催される世界最大級のイベントであり、 コミックマーケットに関するサービスについては年間のアクセスに偏りがあります。
このためマシンリソースをすばやく増減可能なクラウドの採用は必然でした。
また、
・オンプレミスで使用している開発環境Microsoft(R) Visual Studio(R)がそのまま利用できること
・データベースや仮想マシンなど、オンプレミスで提供されているのと同等のサービスが整備されていること
・マイクロソフト社による長期にわたる安定した運用が期待できること
などの要件から、 「Windows Azure (TM)」を全面採用したシステムとしてリリースすることとなりました。
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なるほど、まっとうな理由だと思います。
ところでマイクロソフトでクラウドコンピューティングと聞くと「あの人」を思い出しませんか?
それはマイクロソフト公式のクラウドガールであるクラウディア窓辺さんです。今月末の冬コミにはマイクロソフトが企業ブースに参加するということもあり、なんだか偶然とは思えませんよね。マイクロソフトの中の人が書いた記事によれば、どうも『コミケWebカタログ』と「Windows Azure (TM)」は関係があるみたいです。もともとマイクロソフトベースの開発環境だったのが採用経緯ということなので、ある意味「偶然」のコミケ初出展といえるでしょう。
しかし残念ながら、来日中であるクラウディアさんの公式Twitterには、その件に関することはまだ呟かれていないようです。
クラウドコンピューティングの導入で、まだWebカタログはベータ版ですが、いずれは正式版としてリリースされるでしょう。Webカタログを利用したソフト・サービスに関するガイドラインやAPIの仕様が発表されたら、面白いWebサービスが続々と登場するのではないでしょうか。
本当にクラウディア様様! クラウドの力で、もっとコミケットを盛り上げてくださいね!
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[導入事例]コミケ Web カタログ [日本マイクロソフト事例ニュースレター]
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(佐藤カズユキ)
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