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【クリスマスコラム】クリスマスにも観たい! 次週楽しみだった2012年TVアニメベスト5

2012/12/19 22:31 投稿

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次週楽しみだった2012年TVアニメベスト5


Kotaku JAPAN読者のみなさま、メリークリスマス!

ゲームライターのロココ試作型です。早いもので、今年もこの季節がやってきてしまいましたね。ご存知の通り日本では、クリスマスといえばアニメを鑑賞して過ごすのが一般的ですが、振り返ってみると2012年もたくさんのTVアニメが放送されました。

そこでクリスマスコラムとして、この記事では個人的にハマった2012年TVアニメランキングベスト5をお届けします。なお、作品の評価というよりも単純に「個人的に次週が楽しみだった」度合いを基準としたランキングとなっておりますので、予めご了承ください。
 

 
5位 『ロボティクス・ノーツ』


「5pb. × ニトロプラス」による「科学アドベンチャーシリーズ」第3弾が原作。

『STEINS;GATE』のトゥルーエンドに相当する世界線「1.048596」上における2019年の種子島が舞台の本作ですが、現在の世界が舞台になっていたこれまでのシリーズと比較すると少し雰囲気が変わったように思います。ロケーションも渋谷、秋葉原と続いての種子島なので、風景描写などこれまでの雑多な繁華街のイメージが好きだった方は肩透かしかもしれません。

ただ、私がこのアニメを鑑賞していて楽しみなのは、何といってもヒロインキャラクターのひとり神代フラウの登場シーンですね。『STEINS;GATE』のダルの時も思いましたが、ネットスラングを実際の会話で多用するスタイルは、聞いているだけで胸の奥がくすぐったくなるような不思議な感覚に囚われます。


4位 『ジョジョの奇妙な冒険』


JOJO! 荒木飛呂彦さんにより連載中の漫画作品が原作。

過去にも何度かOVAや劇場版でアニメ化されている『ジョジョ』ですが、今回のTVアニメは待望ですね。『ジョジョ』といえばあの独特な擬音の表現は作品の特徴のひとつになっていますが、原作で描かれた文字をそのまま画面に表示する手法が使われるなど、原作のテイストを大切にした作りが嬉しいです。

また、ディオ役の子安武人さんやジョセフ役の杉田智和さんなど、演技力に定評ある声優陣によるセリフ回しにも注目じゃないでしょうか。特にディオの生「UREEYYY」には、感動しました。個人的には、久々に熱くなれるバトルアニメが来たなという感じです。ストーリーはいよいよ大好きな第二部に突入するので、これからも毎週楽しみです。


3位 『氷菓』


米澤穂信さんによる推理小説『〈古典部〉シリーズ』第1弾が原作。

とにかくこの作品は、作画の美しさが素晴らしいですね。最近の京都アニメーション制作の作品の中でも、『氷菓』は特に凄まじかったように思います。1話の「わたし、気になります!」から、一気に古典部の世界に引き込まれてしまいました。

キャラクターの心理描写や作品の舞台となっている神山高校周辺の風景描写など、日本の高校生活がとても叙情的に描かれていて、上質なサウンドやミステリアスな世界観と相まって完成度の高い作品だと思います。


2位 『神様はじめました』


鈴木ジュリエッタさんにより連載中の漫画作品が原作。

普段は少女漫画が原作のアニメはどちらかというと守備範囲外ですが、この『神様はじめました』は、男女どちらでも楽しめる作品ではないでしょうか。監督を大地丙太郎さん、キャラクターデザインと総作画監督を山中純子さんが担当されるなど、スタッフが豪華な点にも注目です。

また、アーティストのハナエさんによるオープニングテーマとエンディングテーマが劇中で非常に効果的に使われているのも印象的ですね。特にエンディングは回ごとに違った仕掛けがあったりして、毎回、最後の1分間まで楽しみなアニメです。

あまりに作品が好きすぎて、ハナエさんの 『縁結び会』というCD発売記念イベントにプライベート参加して、ハナエさんと大地監督のトークセッションやミニライブを鑑賞したのも良い思い出。こちらのPVは、ハナエさんによるTVアニメ『神様はじめました』OPテーマのショートバージョンになります。


1位 『中二病でも恋がしたい!』


虎虎さんによるライトノベルが原作。

この作品の根底にあるテーマは、やはりタイトルにもある「中二病」ですね。ネットではとかくネタ的な扱いになりがちな「中二病」ですが、ライトノベルや漫画、ゲーム、アニメなど作品の世界観を構築する原動力的な何かであり、オタク文化を形成するうえで必要不可欠な要素なのは間違いありません。

原作は未読でしたが、京都アニメーションらしく、軽快かつキュートでスタイリッシュな作画には毎回驚きの連続です。語尾に「デス(DEATH)」がつく凸守や、天然に見えて意外と策士のナナちゃん先生など、周りのキャラも立っていますね。

きっとオタクなら誰もが一度は通る道の、「中二病」。それを見守るような暖かい視点は作品全体を通して感じることができ、それがとても心地良い作品です。特に、「Episode V 束縛の...十字架(ハード・スタディ)」のラストでダークフレイムマスターにプロトコルコードを生成してもらった際に見せた六花の笑顔には、誰もが魅了されてしまったのではないでしょうか。


■まとめ

ということで、いかがでしたでしょうか。現在放送中のアニメも含まれていますが、個人的には今年は粒揃いだったように思います。2013年もどんなアニメ作品に出会うことができるのか、今から楽しみですね。それではみなさま、良いアニメ充ライフを!

© 虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会


TV ANIMATION ROBOTICS;NOTES【TVアニメーション「ロボティクス・ノーツ」】
TVアニメ【神様はじめました】公式スペシャルサイト
TVアニメ「氷菓」オフィシャルサイト
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』
TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』公式サイト

(ロココ試作型)

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