Pen、恐ろしい子...!
5月15日に発売された雑誌Pen6/1号にて、「少女マンガ超入門!」 と題された少女マンガ特集が組まれています。入門と謳っている通り、池田理代子さんの『ベルサイユのばら』や、近ごろ何かと話題になっている美内すずえさんの『ガラスの仮面』といった定番や、そこからひも解く少女漫画の歴史などが紹介されていますよー。
Penの公式サイトにて特集の一部が公開されているので、以下からご覧下さい。
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最近は少女マンガといっても読者の性別を問わない作品も増えてますよね(『夏目友人帳』、『神様はじめました』など)。学生の頃、ピンク色の背表紙に気恥ずかしさを覚えつつも『フルーツバスケット』を読んでました。そう思うと時代によって少女マンガのポジションや表現も変わっているということでしょうか? そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやる勢いで日々進歩しているわけですね。
あと、少女マンガって心象描写がすごく丁寧なのが特徴だと思うんですよ。女心を描くに当たって基本的なことなのかもしれませんが、それが大胆なトーンや少女マンガならではのコマ割りを生んでると思うんです。そのあたりが少年誌との大きな違いなんじゃないかなぁと。特にコマ割りなんかはすごく大胆だったりしますし、女心マジ偉大とか思っちゃう。
過去にはサイボーグ009の特集も組んでいたりと、相変わらずPenは良いトコを突いてきます。デザイナーの先輩に「この雑誌は面白いからオススメだよ」と若かりし頃に言われて以来の付き合いになりますが、今なら言える。サンキュー、先輩!
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「少女マンガ超入門!」特集、ちら見せします![Pen Online]
(ヤマダユウス型)
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