6月8日(土)より公開される和製スラッシャー・ホラー映画『クソ素晴らしいこの世界』の予告編が公開されました。
本作を手がけた新人監督、朝倉加葉子さんの作り出す残虐、恐怖描写の数々には、今最も旬なあの映画監督も圧倒されたようです。動画は以下より。暴力、残虐描写が一部含まれているので、閲覧にはご注意ください。
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日本アカデミー賞で3冠を達成し、2012年を代表する日本映画となった『桐島、部活やめるってよ』。同作で多くの観客に一生ものの青春のトラウマを与えた吉田大八監督のコメントだけに、「生きて帰れますように!」の言葉が重たく内臓に響きます。
若者のグループ(バカ)が田舎で調子に乗るというスラッシャー王道の出だしから、案の定そのバカ者たちが殺人鬼に追われて絶叫。そして飛び散る血と肉。「ズシャッ」、「グチャッ」といった人体破壊音も素敵です。日本では珍しい本格スラッシャー・ホラー映画に挑んだ、朝倉加葉子監督の気概が感じられます。
スラッシャーといえば、殺し方のバリエーションも大きな注目ポイント。予告編で口に斧を当てられている彼は、その直後どうなってしまうのやら......。登場人物のうち、誰が最後まで生き残るのか? どの順番で殺されるのか? どう殺されるのか? と予想するのもスラッシャーの楽しみ方の一つ(死ぬタイプの人物、死亡フラグは大体決まっている)です。しかし、今作では予想を超える驚きの展開も......?
スラッシャーになじみが無い方は「不謹慎だ!」と感じるかもしれませんが、ホラーはショッキングな体験を通して恐怖と向き合う力を与えてくれるジャンル(漫画家の荒木飛呂彦先生も著書でそうおっしゃっています)なので、この機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか。
『クソ素晴らしいこの世界』は6月8日(土)より、ポレポレ東中野にて3週間限定レイトショー。
©2013 KINGRECORDS
(スタナー松井)
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