ギレルモ・デル・トロ監督の夢は、『ポータル』や『ハーフライフ』でお馴染みのValveと映画を作ることなんだとか。
デル・トロ監督の次回作に登場するAIキャラには、『ポータル』のGLaDOSの声としてお馴染みのエレン・マクレーンさんが声を当てるというくらい、監督はValveに思い入れがある模様。でもどうやら、それはデル・トロ監督の片思いではないようですよ。
New Rising Mediaとのインタビューで、Valveのライターであるマーク・レイドロウさんが「もし映画版の『ハーフライフ』を作るなら、監督候補はこの人!」として数名の名前を挙げています。そして、その中にデル・トロ監督の名前が入っているんです。
そして、デル・トロ監督以外の候補も素晴らしい名前が挙がっています。誰だかわかりますか? 詳細は以下より。
■ポール・バーホーベン
『ロボコップ』、『トータル・リコール』、『氷の微笑』、『スターシップ・トゥルーパーズ』など
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もしバーホーベン監督がSF映画に戻ってくるとしたら、『ハーフライフ』でなにかクレイジーなことをやってくれるでしょうね。なにかこう...すごく批判もありそうなクレイジーなことを...。少なくともつまらなくはならないでしょう。
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■ピーター・ジャクソン
『バッド・テイスト』、『ブレインデッド』、『ロード・オブ・ザ・リング』など
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ジャクソン監督は、しっかりとした素晴らしい映画版作品を作ってくれることを証明していますよね。
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■ギレルモ・デル・トロ
『デビルズ・バックボーン』、『ブレイド2』、『パンズ・ラビリンス』、『ヘルボーイ』など
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『ハーフライフ』の映画版を考えるときに、多くの人が忘れている「ホラー要素」、それをデル・トロ監督は持っていると思うんです。『ハーフライフ』の本質部分はホラーですからね。SF部分は誤魔化し程度のもの、でもヘッドクラブがあなたの頭に飛びかかってくるところなんかは巧妙に作り出される恐怖なんです。
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RobbHws:ニール・ブロムカンプ監督もいいかもね。『第9地区』はちょっと『ハーフライフ』っぽい感じがしたし。
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米コメント欄では、主役のゴードン・フリーマンを誰が演じるかで賑わっており、「絶対エドワード・ノートンだろ」、(『アンチャーテッド』の方が似合いそうな)「いやネイサン・フィリオンだ」、「『ナインスゲート』のジョニー・デップとかそっくりじゃね」、「ヒュー・ローリー」や「ゲイリー・オールドマン」といった、ちょっと年齢層高めなゴードンがいいという方も。
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Aidil42:ポール・バーホーベンが監督+アーノルド・シュワルツェネッガーがゴードン・フリーマン役=最強
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実現したら、いろんな意味で凄いことになりそうで怖いです。
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『ハーフライフ2』の時には、クライヴ・バーカー監督モノに出てきそうな、黒いレザーのHEV「拷問」スーツをゴードンに着せてみたりもしたんだ。
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とも語るレイドロウさん。『ヘルレイザー』のバーカー監督が『ハーフライフ』を手がけたら、超痛々しい作品になりそうですが、それもアリかも!
Interview With Marc Laidlaw: The Writer Of Half-Life[New Rising Media, via PC Gamer via Kotaku]
(abcxyz)
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