ザック・スナイダーさんは赤いブリーフを履かせたかったのか...。
2013年夏に公開予定のアメコミ・ヒーロー、スーパーマンの誕生秘話を描く映画『マン・オブ・スティール』。今作に関して、監督を務めるザック・スナイダーさんがアメリカの新聞『ニューヨーク・ポスト』に語りました。今回はコスチュームや今後の展開として噂されているヒーローチーム映画『ジャスティス・リーグ』について言及しています。
詳細は続きからどうぞ。
まずは今作のスーパーマンのコスチュームのお話。どのようにしてザック・スナイダーさんがチームとともにデザインしていったのかが語られています(英語での全文はこちら)。
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コスチュームは僕にとって重大なもので、我々は長い時間をかけて取り組んだ。僕は赤いブリーフをはかせようとしたんだけど、「ブリーフははかせられないよ」と皆は言ったんだ。多分1500種類くらいのブリーフ有りのコスチュームも見た。今回のコスチュームを見ると、とても現代的だけど、原作のコスチュームとの繋がりは強いと感じると思う。
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ちなみに、今のところ明らかになっているコスチュームはこんなデザイン。ブリーフはありませんが、確かにスーパーマンらしさは残っているし、とにかくカッコイイですよね。
また、以前から噂されているDCコミックスのスーパーヒーロー大集合映画『ジャスティス・リーグ』に関してはこうコメントしています。
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『ジャスティス・リーグ』がどのように扱われるかはわからない。本当に。でも、『マン・オブ・スティール』があって、それにはスーパーマンが登場する。それを意に介さず話が進むとは思えないね。
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なるほど...まだ多くは語らないみたいですね。とはいえ『ジャスティス・リーグ』が公開されるとしたら、『マン・オブ・スティール』の流れとは全く関係のないスーパーマンが登場することは無さそう。個人的には今作が『ジャスティス・リーグ』の存在が明らかになる第一作になるんじゃないかと思います。
そして、今作の製作総指揮を務めるクリストファー・ノーランさんに関してはこんなコメントをしています。
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我々は今作を今までにないスーパーマンの映画にしようとしてるんだ。でも、それと同時にスーパーマンの正史と神話も尊重している。尊重しなければならない支柱があり、僕はそれを壊そうとはしていない。でも、僕にとってその柱を曲げたりメチャメチャにするのは楽しいこと。理論や具体性はクリス(クリストファー・ノーラン)と共にある。ある事をカッコイイって理由だけでやることはできない。彼はストーリーとキャラクターをそれら全ての背景に求めるんだ。そして、僕は彼のそんなところの大ファンなんだ。
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クリストファー・ノーランさんのリアル志向が垣間見えるお話(ちなみに私もそんなクリストファー・ノーランさんが好きです!)。今回の脚本は『ダークナイト』のデヴィッド・S・ゴイヤーさんということもあり、やっぱりかなりリアルでダークなストーリー展開・キャラ設定となりそうです。
少しずつ情報が明らかになってきた『マン・オブ・スティール』。日本での公開は2013年夏を予定しています。一体どんな映画になるのか。そして『ジャスティス・リーグ』は本当に制作されるのか。とにかく楽しみですね!
'Steel' this movie[New York Post via io9]
[マン・オブ・スティール公式サイト]
Man of Steel[Facebook](画像)
(傭兵ペンギン)
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