まさにダークサイドオブザムーン。
『スーパーマリオブラザーズ』のステージ画面と、その周りにはキーボードっぽい木製の装置にオーディオ出力端子やスイッチがならんだ珍妙なガジェット。これらを使って何をするのかと言われれば、演奏をするんです。
マトモじゃない装置からはマトモじゃない音楽が生まれるもの。なんとも不思議なマリオサウンドを続きからご覧下さい。
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序盤こそ普通ですが、途中から超時空な感じに。コレが演奏なのかと言われれば難しいところですが、前衛的なループサウンドと言われれば納得できそう。バグ画面はさすがに狂気の一言ですが...。
この現象はゲームのRAMをリアルタイムに直接書き換えて起こしているとのこと。「Soundplane」と呼ばれる木製のマルチタッチコントローラーを十字キーのように使ったり、シンセサイザーのタッチパッドのように使ったりしていますね。
そこに、左上に見える作者自作のパッチペイを使ってメモリアドレスを書き換えたり保存したりしてこの不思議な現象を起こしているようです。序盤は地下に入ってからまでをクリッピングしてたように見えますが、後半はバグ画面でもマリオを操作してたのがスゴいと思う次第。
ちなみに、コントローラーであるSoundplaneの公式サイトには正しい用途の動画が掲載されています。コチラもかなりスゴイのでぜひご覧下さい。
RAMをいじられるってソフトからしたらどんな気分なんだろ。『ハンター×ハンター』の「あっあっあっ」みたいになりそう。
super mario spacetime organ (illucia & soundplane)[Vimeo]
(ヤマダユウス型)
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