最近のテクノロジーは発達しているから、「これはCGだ」とか「アニマトロニクスを使っているんだ」と頭では分かっていても、実際に製作工程を見るまで何となく何処までがテクノロジーの産物なのか分からなかったりしませんか? 訳者は映像業界にいたことがあるにも関わらず、映画を見ていても何処になんの技術が使われているのか全く判断出来ないことが多々あり、メイキングを見てやっと納得することもザラ。
今日は、そんなリアルな動きを再現するアニマトロニクスアーティストのグスタフ・フーゲさんの2012年のショウリールを紹介したいと思います。このリールには『プロメテウス』や『チャーリーとチョコレート工場』、『タイタンの戦い』などの作品が含まれており、登場するロボット達のカラクリが分かってしまうので、少しだけネタバレにもなってしまうかも。
それでは、続きから動画をお楽しみ下さい。
ロボットが動いているだけのシーンを見ていると、どことなくぎこちなさが目につきますが、これがコンピュータで加工され、1本の作品として完成する頃には本物としか思えないような動きになるんですよね。いや~、凄い。
それにしても、『チャーリーとチョコレート工場』でウンパルンパが泳いでいるシーンのアニマトロニクスがありましたが、あれはどうして俳優のディープ・ロイが演じるだけではダメだったのでしょうね? あの滑らかな動きは機械じゃないと表現出来ないのでしょうか。
[via Geekologie via io9]
(中川真知子)
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