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映画の次は原作だ! コミック版『ジャッジ・ドレッド』電子書籍版発売

2013/03/27 21:03 投稿

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ジャッジ・ドレッド


2月から公開の始まったSFアクション映画『ジャッジ・ドレッド』。その原作となった同名コミックシリーズの電子書籍版の販売が始まりました。

詳細は続きからどうぞ。
 


【大きな画像や動画はこちら】

 
『ジャッジ・ドレッド』は、荒廃して政府すら存在しなくなった未来のアメリカにある超大都市「メガシティ・ワン」で陪審員、裁判官、刑の執行者を一手に担う究極の法の番人「ジャッジ」の「ドレッド」の活躍を描く作品。

アメリカが舞台ではありますが、マーベルやDCなどに代表されるアメリカのコミックではなく、イギリスのコミック1977年に初登場して以来、コミック雑誌『2000AD』に35年にわたって連載の続く大人気シリーズで、いわばイギリス版こち亀といった感じの作品といっても言い過ぎではないかも?(ちなみに2000ADの35周年お祝いメッセージ動画にはサイモン・ペグと共にジャッジ・ドレッド役を演じたカール・アーバン顔を出して登場していました)

私も映画版を観る前にちょっと読んでみたのですが、アメコミやアメリカそのものに対してのアンチテーゼともとれる、(イギリスらしい?)皮肉たっぷりのユーモラスなディストピアSF世界の描写がなんといってもたまらなく魅力的な作品でした。

そんなコミック版『ジャッジ・ドレッド』が、『2000AD』の電子書籍版(英語版のみ)の販売が始まります。そのプロモーション映像がこちら。



今回販売されるのは、総集編である『The Complete Case Files』に加え、短編の『The Day the Law Died』や『The Dark Judges』など。個人的には『The Complete Case Files』の4巻がオススメ。映画版にも出てきたアンダーソンも登場し、さらにはジャッジの実地試験のエピソードなども収録されています。

いままで、『2000AD』の単行本はあまりデジタル化されてきていませんでしたが、おそらく今回の展開は、映画『ジャッジ・ドレッド』の人気を受けてのもの。今後、映画『ジャッジ・ドレッド』の続編が決まったりして、邦訳版『ジャッジ・ドレッド』も何処かが出してくれたら嬉しいなぁ...。

今回の販売はPDFファイル、CBZファイル等の種類が用意されているので、PCはもちろんスマートフォンやタブレット、Kindle等で見られる仕様となっています。海外コミックを原書で読むきっかけとしてはもちろん、移動中に英語の勉強がてら読んでみるなんていう楽しみ方もいいかもしれませんね!


2000AD.com
The ultimate Judge Dredd collection, available online for the first time![YouTube via IGN

(傭兵ペンギン)

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