「俺達のトトロ」ことギレルモ・デル・トロ監督の最新作『パシフィック・リム』。今作は、海からやってくる「怪獣」と人類を守るために環太平洋地域の各国が建造した、対怪獣ロボット「イェーガー」の対決を描く作品です。
そして本日より、そんな「イェーガー」にスポットを当てたポスターが、6日間連続で公開されます。なんと、日本ではKotaku JAPANの独占公開!
それでは、以下よりポスター第1弾、我らが日本代表ロボ「コヨーテ・タンゴ」の勇姿を御覧ください。
【大きな画像や動画はこちら】
なんという頼もしさ! いかにも兵器らしい無骨さがたまんねぇ! なんとなく、頭部のコックピットの感じが『太陽の牙ダグラム』や『メック・ウォーリアー(バトルテック)』を思い起こさせるデザインですね。
今作の設定上、日本には過去に怪獣が上陸しており、「コヨーテ・タンゴ」はその時の経験を踏まえて建造された「イェーガー」。他のイェーガーとは異なり、背中にキャノン砲を搭載しているのですが、これはもしかすると過去の経験から怪獣には砲撃が有効であると判断したのかも。もしくは、「ガンキャノン」のように他のイェーガーを中距離から砲撃で支援するためか......?
そして引っかかるのが、なぜこのイェーガーには日本にいない動物「コヨーテ」の名前が付いているのか? ということ。ちなみに、コヨーテは日本では馴染みのない動物ですが、北アメリカのインディアンの部族ではトリックスターとして崇められています。もしかしたら、日本でも同じように崇められているキツネと関係のあるネーミングなのかも。とにかくこのへんにも濃厚な設定を期待したい!
さらに気になるのは「コヨーテ・タンゴ」の足元。実は、ここにある車はすべて日本車で、道路も日本の実際にある場所をモデルに作られているという話もあるんだとか。私にはわかりませんでしたが、特定できる方がいましたら、ぜひ教えていただきたい。それにしても車と比べるとイェーガーはやっぱりでかいな!(全長約80m)。
とにかく1枚の画像からでも妄想が止まらない素晴らしいポスターですが、これから6日間、新しいものが続々公開されていきます。明日はどの国のイェーガーが登場するのか......乞うご期待!
『パシフィック・リム』は2013年夏 丸の内ピカデリー他、3D/2D同時公開。大迫力のロボット・アクションを劇場で体感しよう!
(c)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
(傭兵ペンギン)
関連記事