レイズナー、ドラグナー、そしてボトムズ。
数多くのロボットアニメでメカデザインを手掛けてきたデザイナー・大河原邦男さんの設定資料や原画を多数展示している特別展示「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン」が、兵庫県立美術館(兵庫県神戸市)で3月23日から始まりました。
公開初日の様子は続きからどうぞ。
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会場では全部で7つの章に分けて、メカデザインの歴史や変化をわかりやすく解説していました。『鉄人28号』や『太陽の牙 ダグラム』といった往年の名作から『機動戦士ガンダムSEED』や『MSV』など、近年の作品まで幅広く展示しています。
アーティスト・倉田光吾郎さんが原寸大で制作した鉄製「スコープドッグ」はインパクト絶大!
大河原さん直筆の400点を超える設定資料や原画などが展示されているのですが、これらを見ているとある時期を境に、書き込まれている線の量が大幅に増えていることに気がつきました。時代に合わせてメカデザインが変わっていったことを改めて感じさせられます。
他にも会場には「デジタルサイネージ」と呼ばれる映像を使った展示手法を採用していたり、会場入り口前に巨大なザク壁画を作成していたりと、私がイメージする美術館の域を超えていました。
全ての展示を見終えると物販コーナーに。ここでは今回の「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン」限定のガンプラやお酒、ホビー商品が販売されていましたよ。
資料用にいただいた厚さ3センチほどの「超・大河原邦男展 図録」には展示されている資料やインタビューなどが掲載され、ブックカバーはそのままポスターにもなるというファンにはたまらない1冊。こちらも物販コーナーで販売されているので購入をオススメします。
「超・大河原邦男展-レジェンド・オブ・メカデザイン」は3月23日から5月19日まで、兵庫県立美術館にて開催されています。 入館料は大人1300円。5月5日に「大河原邦男サイン会」が予定されています。
ロボットアニメファンは行くべし!
(C)創通・サンライズ
超・大河原邦男展 -レジェンド・オブ・メカデザイン-[兵庫県立美術館]
(haruYasy.)
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