日本最大のゲーム会社と、ファーストフードの王様。任天堂とマクドナルドは、深~い関係にあるのです。そう、何年にも渡って。
つい最近ニュースになったのは、日本マクドナルドがアルバイトの研修にニンテンドーDSを導入する話。全国約3700のマクドナルド各店舗に2台のDSが支給され、研修期間が従来の半分の長さになるとか。しかしこれも、両社が行ってきた数々のタイアップ企画の一つに過ぎません。
北米での任天堂とマクドナルドの関係の始まりは、ファミコン(NES)の時代にまでさかのぼります。
マクドナルドのキャラクターが登場するゲーム『M.C. Kids』や、『スーパーマリオブラザーズ3』の広告キャンペーンなど、20年も前から近い関係だったんですね。
両社は他の会社が欲しくてたまらないものを持っていました。それは子供たちへの人気。その2社が協力すれば、成功は約束されたようなものです。だって子供は、マクドナルドも任天堂も大好きでしたから。
NINTENDO64、そしてその後のゲームキューブの時代になると、その関係はさらに変化を遂げます。米マクドナルドでは、プレイランド(一部の大店舗についている子供の遊び場)にゲーム機そのものを設置した店まで登場しました。
時代が変わればコラボの形も変わる。プラスチックのオマケでは足りない、と考えたかどうかはわかりませんが、任天堂はマクドナルドに来店する子どもたちがオンラインで『マリオカート』を遊べるようにと、Wi-Fiの提供を始めます。2007年のデータでは、全米のマクドナルドのWi-Fi使用の25%がDSだったそうです。
さて、マクドナルドがアメリカで肥満の原因として非難され始め、任天堂が健康やフィットネス関連の企画に力を入れるようになっても、両社の関係は続いています。2008年に英マクドナルドのボスが、肥満の原因はウチじゃなくてゲームにあると言っちゃっても何のその。
不健康だと責められているマクドナルドにとって、健康やフィットネスのイメージがついた任天堂は、新しい意味で絶好のパートナーになるかもしれません。そしてハンバーガーを食べたいけど、体型も気になるマクドナルドのお客さんは、任天堂のお得意様になる可能性大。今後も2社の関係は続きそうです。
任天堂とマクドナルド、その深~い絆を振り返る[Kotaku Japan]
Brian Ashcraft(原文/さんみやゆうな)
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ここもゴキブリの巣窟と化したか
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みんなひねくれ過ぎワロタ
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リアルステマ