足あとを探すのはもう古い!? アイダホの科学者が気球でのビッグフット探索を計画中


これで『ハリーとヘンダスン一家』みたいに、隠れて人間と暮らしてるビッグフットも捕獲できるかもね!

もし、ビッグフット/イエティ/サスカッチの類が存在したら、近い将来我々人間の目から姿を隠し続けるのは難しくなるかもしれません。これまでUMA学者たちの調査は、その名の由来ともなった大きな「足あと」やぼやけた写真、ブレ気味の動画などを検証して、この伝説の存在について考えるくらいしかありませんでした。しかしここ最近、科学者たちはもっと厳密な調査をしようとしているようです。

詳細は以下より。
 

 
今年はじめには、オックスフォード大学の研究者たちがDNA解析によってビッグフットのことを突き止めようという計画を発表しています。そして今回、アイダホ州立大学の人類学者ジェフリー・メルドラムさんは、空からビッグフットを探そうという トンデモ計画 とんでもなく素敵な計画を立てているようです。

メルドラムさんの計画は簡単に言えばこうです:赤外線カメラを搭載したリモコン式の小型飛行船を飛ばしてビッグフットを見つけよう!


足あとを探すのはもう古い!? アイダホの科学者が気球でのビッグフット探索を計画中2


こんなのを飛ばしてビッグフットを見つけるのがメルドラムさんたちの夢(プロトタイプの写真)

もともと熱探知の出来る飛行船を飛ばしてビッグフットを見つけるというアイデアは、1997年にカルフォルニア北部でビッグフットに遭遇したと主張するユタ在住の男性、ウイリアム・バーンズさんの出したアイデアだそうです。バーンズさんがこのアイデアをメルドラムさんに話したところ、メルドラムさんもエキサイト! というのが今回の経緯。

プロジェクト名を「ザ・ファルコン・プロジェクト」と名付け、大学からもゴーサインは出たものの、飛び立つのはまだ先のようです。なんでも、肝心のリモコン飛行船を作るためには30万ドル(約2400万円)が必要で、現在資金集めに苦労しているのだとか。

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ほとんどの学者はビッグフットを伝説や捏造、そして実在する動物の見間違いから生まれたものだとみなしています。彼らは「科学」するにはより高水準な証拠が必要だと言っているんです。

アジアからアメリカへと巨大な霊長類が渡ったことを示唆する化石や、その他の物理証拠が出てこない限り、もしくはビッグフットが捕獲されるか殺されるまでは、懐疑派は異議を唱え続けるでしょう。

「ビッグフットなんていません」って、アイオワ大学の人類学者ラッセル・ショホーンさんも言っていましたよ。

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とメルドラムさん。ちなみに、ラッセル・ショホーンさんは『北京原人物語』などを共著されている有名な人類学者です。

さて、肝心の飛行船の資金はまだ全然集まっていないそうですが、「待ってろメルドラム、俺がお前の夢を実現させてやるぜ!」なんてかっこいいセリフを口にしたい資産家の方は、ザ・ファルコン・プロジェクトのページから資金提供してあげてください。


[via io9

(abcxyz)

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RSS情報:http://www.kotaku.jp/2012/11/search_bigfoot_from_the_sky.html