ウォーファイター


本当の「リアル」はここにあり

ついに来週に発売が迫ったFPSゲーム『メダルオブオナー』シリーズ最新作『メダルオブオナー ウォーファイター』。個人的にも東京ゲームショウで体験させてもらいましたが、いつもとひと味もふた味も違うFPSだなぁと感じました。

今回は開発の「デンジャークローズ スタジオ」のプロデューサー、Luke Thaiさんにお話を伺いました。今、FPSゲームに求められている「リアル」をどう「ウォーファイター」で表現したのか、以下よりどうぞ。
 


■映像だけじゃない「リアル」

ウォー...ファイッ!


Luke Thai:「メダル・オブ・オナー ウォーファイター」は全てにおいてリアルにこだわってます。最新のエンジンを使ってゲームの表現をリアルに見せることはもちろんですが、世界中の20以上の特殊部隊と協力して、ゲームを作り上げました。

――実際の特殊部隊の方に話を聞いたんですね。

Luke Thai:そうです。まだ現役の方もいましたし、もちろんやめた人もいます。よりゲームにリアルさを求めているんです。実際の兵士の様子、任務や現場、場所などを再現しています。

――「ウォーファイター」はどのようなストーリーなのでしょうか?

Luke Thai:今回はテログループを抑えこみ、PTNを封じ込めるのが目的になります。PTNとは高性能の爆薬なんですが、良くテロで使われているものです。実際に靴の中に爆薬を仕掛けて飛行機に乗り込もうとするんですが、その事件を再現しています。

最近では、イエメンからアメリカに向かっていた貨物飛行機の中にPTNを入れて乗り込もうとする事件がありましたね。

――先ほど、「現場の様子」と言いましたがこのへんもリアルになってるのですか?

Luke Thai:はい、実際にアドバイスをもらって反映させたのは「サポートをしてもらう」というところです。

どうしても戦場では武器や手持ちの弾薬がなくなってしまうことがあるそうですが、そういう時はチームメイトから補充の弾薬を受け取る事ができます。同志としてお互いに助け合うのがポイントですね。


■戦場は一人じゃない、仲間と助け合え。

うぉーふぁいたー


――やっぱりFPSといえばマルチプレイですが、「ウォーファイター」はどのようなシステムを採用しているのでしょうか?

Luke Thai:今回は「Fireチーム」という2人で構成されてるチームがあるんですよ。

――2人対2人で戦うということですか?

Luke Thai:10人 vs 10人のような2つの大きなチームで戦うのはよくありますが、「Fireチーム」がさらに小さなチームの役割をしており、先ほどの10人 vs 10人なら、5つの「Fireチーム」が集まって1つのチームと考えてもらいます。

実はこれも、部隊員からのアドバイスから生まれました。実際の特殊部隊も2人チームでやっているんです。

――マルチプレイにもリアルが求められているんですね! 


■質問タイム

メダル・オブ・オナー


――今回の『メダルオブオナー ウォーファイター』をFPSを未体験の人に紹介するとして、オススメのポイントはどこでしょうか?

Luke Thaiマルチプレイモードが非常に楽しめるはずです。今までのFPSのマルチプレイの要素と、さらに進化した要素が詰まっています。

今回のゲームには「Fireチーム」というシステムが存在し、1人ではなくチームメイトどどう協力していくか、考えながらプレイすることが可能です。

――最後に今作を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。

Luke Thai:ファンの人達には今までにやったことのない『メダルオブオナー』を用意しています。また新しいユーザーでも深く、十分に楽しめる内容になっているので、是非期待しててください!

――どうもありがとうございました!


今までFPSをプレイしたことがない人でも楽しめる内容になっているとのことなので、期待して来週を待ちましょう! 『メダルオブオナー ウォーファイター』はPS3 Xbox360 PCにて、11月15日に定価7,665円で発売予定です。

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Medal of Honor Warfighter

(エドワード長谷)

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