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ミニチュア使ってドラゴン退治! ファンタジー盤ゲーム『DESCENT(ディセント)』第2版の体験会に行ってき たよ!

2012/11/07 23:00 投稿

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大量のミニチュアを使用するファンタジー・ボードゲーム『DESCENT(ディセント)』。2008年に日本語版が発売され、タイルで作ったダンジョンとミニチュアを組み合わせて遊ぶ独特のリアリティで話題を呼んだ『ディセント』が、システムの見直しにより遊びやすく進化した「DESCENT(ディセント)第2版~闇世界への旅立ち~」として発売されました。

そこで、東京・秋葉原のボードゲーム店で行われた体験会で早速プレイしてきたので、その模様をレポートしちゃいます!

詳細は以下より。
 

 
本作『ディセント』は、剣と魔法のファンタジー世界で冒険を繰り広げるロールプレイング・ゲーム。プレイヤーは実際にダンジョンを探索する英雄と、彼らを迎え撃つオーバーロード(=悪玉)に分かれ、英雄やモンスターを表すミニチュアを動かしながらゲームを進めることとなります。

冒険の舞台となるダンジョンは、各種の地形タイルを組み合わせ、各ゲームごとに生成する仕組み。このようなシステムから『ディセント』の箱の中には英雄やモンスターのミニチュア、様々な地形を表すタイル&カード類が詰め込まれていて、そのボリューム感あふれるド迫力のコンポーネントもウリの1つです。以前発売された「第1版」では、箱の重さが6キロを超えていたなんて話も......!?


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今回発売された『ディセント』第2版では、その「重さ」を徹底排除。カードなどのサイズが小さく改良されているほか、ルールについてもより簡単で分かりやすい、初心者にも優しい「ライトな方向」にシフトしたものとなっています。

結果、ゲームを収めた箱のサイズも今回の「第2版」では第1版の半分以下という、比較的コンパクト(?)なものにダウンサイジングされました。...と言いつつ、けっこう迫力ある大きさです・笑


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今回『ディセント』第2版の体験会を開いてくれたのは、東京・秋葉原にあるボードゲーム専門店「Role&Roll Station」

会場のテーブルに集まったのは、『ディセント』初体験という初心者ばかりの5人。この「ひよっこ英雄」ばかりで構成されたパーティーを、お店のスタッフ演じるオーバーロードが迎え撃つ形で体験プレイ開始です。

もちろん、「初心者ばかり」といっても心配無用。本作『ディセント』の基本システムはTRPG(テーブルトークRPG)なので、「進む」だとか「攻撃する」だとか、英雄側がやりたいことをプレイするたび、オーバーロード側が結果を判定し、ゲームが先に進んでいく仕組み。ですから、英雄の側はルールに習熟していなくても安心だったりします。逆に言うと、オーバーロード側を担当する人はルールを理解している必要があるかもしれません。

さておき、ジグゾーパズル感覚で楽しくダンジョンを組み立てたら、さっそく探索へGO! カモーン、ドラゴン!!


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ちなみに全部で8種類用意される英雄は、戦闘タイプの「戦士型」や回復役の「治療型」など様々。それらのキャラクターに任意の「装備」や「スキル」を付けることにより、さらに多彩なバリエーションを楽しむことができます。

今回の体験プレイでは、一応回復役を一人入れたものの、なんせ初心者ばかりのパーティー。あと先考えずどんどん進んでいきます(笑)。

ダンジョンの中には各種アイテムなどのお宝が入手できるポイントがあるほか、各種にザコモンスターも待ち受けています(もちろん奥には、ボスクラスの強敵も!)。ところが、今回の体験プレイでは、なぜか「ひよっこ英雄」のパーティーが快進撃。次々とアイテムを入手&出会ったモンスターを瞬殺しつつ、どんどんダンジョンの奥へ......。


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実は、「ひよっこ英雄」ご一行の予想外の健闘にはカラクリがありました。この『ディセント』、本来は「オーバーロードひとり」vs.「1~4人の英雄」で対戦プレイするゲームなんですが、この日の体験プレイでは参加人数の関係で、なんと5人の英雄で構成されたパーティー(!)で冒険していたのです。

『ディセント』では、英雄の数に応じてモンスターの強さが変化するシステムが採用されています。当然ながら、最大人数の「英雄4人」でプレイする際にモンスターが最強になるわけですが、なんせ今回はオキテ破りの「英雄5人組」。いつもより「一人多い」パーティーでモンスターを囲んでタコ殴り......って、そりゃ強いわけですよ(笑)。

オマケに、少し「接待モード」の入ったオーバーロード(=悪玉)の振るダイスの目が、新米冒険者たちを絶妙にアシスト。そんなこんなで、みごと「ひよっこ英雄」5人組のパーティーは、ドラゴン退治に成功したのでありました~!


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今回の『ディセント』第2版には、全部で20個のシナリオ(=クエスト)が収録されているほか、複数のシナリオを通して遊ぶことで遠大なストーリーを楽しめる「キャンペーン・ゲーム」モードも搭載。何度でも繰り返し遊べるだけでなく、「精巧なミニチュアに塗装して楽しむ」な~んて楽しみ方も可能です。

小説にTVゲーム、そしてコミックと、「ドラゴン退治」の機会はこの世には多いですが、ミニチュアを動かしながらの冒険体験はまた格別。新鮮な驚きと感動に満ちた『ディセント』を、皆さんもぜひ遊んでみてはいかがでしょうか.....!?


『DESCENT(ディセント)第2版 ~闇世界への旅立ち~』完全日本語版Role&Roll Station(ロール&ロールステーション)[アークライトゲームズ]

(けーにっひ・もんすたぁ)

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