ジェダイ:ファースト・ジェネレーションか...?
ウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを買収のニュースと同時に、制作が発表された『スター・ウォーズ エピソード7』。その監督を『キック・アス』や『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』でおなじみ、マシュー・ヴォーンさんが担当するのではないか? という噂を、海外の映画情報サイト「Colider」が報じました。
ジョージ・ルーカスさんは自らが監督を行うことはないと明言していましたが、まさかのマシュー・ヴォーンさんとは予想外。詳細は以下からどうぞ。
まずはじめに、マシュー・ヴォーンさんが一体どんな監督なのかをご存知ない方のために軽く説明を。マシュー・ヴォーンさんはガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』や『スナッチ』に製作として参加して世に知られるようになった人物。
2004年には映画『レイヤー・ケーキ』を監督。それが好評を博し、以降『スターダスト』や『キック・アス』などの映画も監督。近年では、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』がヒットしました。
この新『X-MEN』は3部作構成で作られる予定なのですが、先日、マシュー・ヴォーン監督の降板が発表されました。大きな期待が寄せられていたシリーズだけに、ファンにはショッキングなニュースでした。私としてもこれはかなりのショック...(ブライアン・シンガー版も嫌いではないんですがね)。
そんな中登場したのが、この噂。今回の『スター・ウォーズ』新3部作を撮るために、『X-MEN』新作3部作を降板したのだとしたら、仕方ないですよね。出来れば今度こそ、途中で降板しないでやりきって欲しいところ(彼は『キック・アス2』でも監督を降板しています)。
そして『エピソード7』は、先日こちらの記事でお伝えしたように、現存する素材をベースにしない、全く新たなオリジナル作品になるという噂があります。だとしたら、マシュー・ヴォーン監督は自身の作品の脚本も書く方なので、ストーリーにも十分期待ができそうですね。
ストーリーを勝手に妄想すると、老いたルーク・スカイウォーカーが新たにジェダイ・アカデミーを創設するお話(これは原作にもある話で、勝手にタイトルをつけるとしたら『ジェダイ:ファースト・ジェネレーション』?)だったり、賞金稼ぎジャンゴ・フェットの遺品を盗んだ男たちが巻き込まれる大騒動を描くお話(こちらは完全に妄想。『ロック、ストック&トゥー・ブラスター・バレルズ』?)のようなストーリーになるといいな......。何はともあれ、今までとはちょっと違うスタイルの作品が見てみたいですね。
あくまで噂なのでまったくもって確定情報ではないですが、正直、マシュー・ヴォーン監督ならとりあえず安心。『エピソード7』は公開予定とされる2015年まであとたった3年(というか2年くらい)しかありませんが、素晴らしい作品になることを期待しておきましょう。
Is Matthew Vaughn in Talks to Direct STAR WARS: EPISODE VII?[Colider]
Matthew Vaughn 、Sutâ wôzu episoddo 4: Aratanaru kibô (1977)[IMDb](画像)
(傭兵ペンギン)
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