レゴブロックは世界の共通言語。 幼い頃、レゴブロックに触れていた人は多いと思います。僕もレゴスタジオの『スティーブン・スピルバーグ ムービメーカーセット』で沢山遊びました。もちろん、レゴは子供だけでなく大人の知的好奇心もくすぐり、Kotaku JAPANでも国内外問わず、レゴブロックで造られたアートを過去に沢山紹介してきました。 そんなレゴブロックを用いて、世界遺産条約採択40周年を記念した、チャリティーアート展『LOVE EARTH/LOVE ASIA}が渋谷パルコミュージアムで開催されています。レゴブロックで作った27カ国の世界遺産(39点)と地球(1点)、合わせて計40作品が展示されているようです。詳細は以下より。
 
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このイベントは第3弾で、2003年に第1弾の巡回展、2008年にに第2弾の巡回展が行われ、これまでに全国で約150万人が来場したとのこと。そんな10年近く前から行われているプロジェクトですが、今回の開催には大きな深い意味があります。 ---------------------------------------
UNESCOによって登録されている「世界遺産」は、世界中に936。その種類は、人の歴史や文化を伝える貴重なもの、地球誕生以来の大自然、人と自然の合作のようなものもあります。争いが残した苦い思いを忘れないために残しているものも・・・。だから世界遺産は、いろいろな意味で、やっぱり地球のたからものなのです。 そんな「彼ら」たちは、悲しいことに、第1回開催当時よりも、その姿を保つのに苦しんでいます。風化や、開発、紛争など、その理由はさまざまです。でも、私たちは、信じています。いまの時代に生きているひとりひとりの「ピース」があれば、きっと未来に残してゆける。次の時代を生きる子供たちに、このたからものを引き継いでゆけるはずです。 ひとつひとつのブロックを積み重ねるように、ひとりひとりの想いをつなげて、日本中へ、世界中へ、ピースの輪を広げていきたい。がんばっている世界遺産に、みなさんの1ピースを、もういちどはめてください。 あなたのご来場が、未来の子供たちへのエールになるはずです。

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上記を知った上で参加すると、展示一つ一つがより深く印象に残るかもしれません。

今回のイベントで注目すべき作品は、昨年世界遺産に登録されたばかりの中尊寺金色堂・毛越寺姫路城、それに沖縄の首里城中国の四川ジャイアントパンダ保護群、シドニーのオペラハウス、メキシコの古都グアナフアト銀鉱群など、今回の展示のために新たに制作されたものでしょう。 そのほかにも、多くの有名アーティストや著名人による「未来に残したい、私のたからもの」をテーマにしたアート作品、メッセージが展示されており、さらには、来場者がレゴブロックを体験できる「みんなでつくるPEACE!」などが用意されています。 そして、スペイン坂広場の特設会場では週末限定で、上の写真で中尊寺金色堂のレゴ作品の隣にいらっしゃる日本唯一のレゴ社公認レゴモデルビルダーとして知られている直江和由さんのレゴ教室が開催されるようなので、こちらも要チェックです。 入場料は大人が400円、小学生200円、小学生未満は無料となっています。開催は12月3日までです。 ©2012 The LEGO Group
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