はじまりは、何だったのだろう? 運命の歯車は、いつまわりだしたのか?
2013年3月1日にラゾーナ川崎プラザソルにて「Playing Mitsuda Works! ~光田康典特集ライブ~」が開催されました。光田康典さんは『クロノ・トリガー』、『ラジカル・ドリーマーズ』、『ゼノギアス』などのサウンドを手がけた、スクウェアファンにとってはお馴染の作曲家ですね。
その同ライブで演奏された『CHRONO CROSS ~時の傷痕~ / クロノ・クロス』がYouTubeにアップされていました。そう、あの名曲です! 細かい事は後にして、まずはその演奏をご覧下さい。
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ニコニコ大百科には「光田楽曲の最高峰として名高い名曲である」、と書かれています。頚椎が外れるほど同意です。国内外でも評価が高く、僕の人生においても大きな衝撃を与えてくれた曲でもあります。まさか、まさか光田さん自身によるライブ映像を見る事ができるなんて...!
アコギによる、Em add9のイントロからはじまるOP映像のなんとも言えない雰囲気は今でも忘れません。何かが始まる予兆感といいますか、このゲームと『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』ほどOPを飛ばしたくないと思うゲームも少ない気がします。
また、光田さんとゲームクリエイターの加藤正人さんとのコラボレーションアルバム「KiRite」に収録されている「蒼穹」のライブ映像も公開されています。
KiRiteは加藤さんによるストーリーと光田さんによるCDがセットになった、いわゆる物語形式のアルバム。2005年にひっそりと発売されましたが、今でも根強いファンがいる名盤です。
「一番好きなゲーム音楽は?」と聞かれたら、間髪おかずに「時の傷痕ですが何か?」と余裕で答えます。楽譜も作ったし打ち込みでコピーもしたし、自分の中に今も息づく曲です。オーケストラアレンジもされていますが、光田さん自身が参加・演奏された今回のライブはとても貴重で素晴らしいものだと思います。本当に、素敵な曲です。
ニコニコ大百科の概要末尾には、こんな文章も。
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この曲の素晴らしさは、筆者の拙い文筆能力では表現することは不可能である。とにかく聞けばわかる。
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まさにこの一文が全て。
「クロノ・クロス」OPを作曲家本人が演奏! 「光田康典特集ライブ」の模様、YouTubeで一部公開[はてなブックマークニュース]
(ヤマダユウス型)
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