実際に会ったらKISSの人とか思われそう。 UKのバンド「MUSE」の楽曲『EXOGENESIS PART 3(REDEMPTION)』の公式MVに、お笑い芸人の鉄拳さんが制作したパラパラアニメーションが使われることになり、大きな話題となっています。 何はともあれどんなMVなのか、以下よりご覧ください。曲の前半は音が小さいと思うので、できればヘッドフォンをオススメしますよ。じっくり味わって欲しいんです!
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長いようで短い、あっという間の4分30秒。 さて、このパラパラ作品ですが、オリジナルは芸能人が個人制作した映像作品を披露する深夜番組「ワンフレーム」で鉄拳さんが発表したもの。その完成度ゆえに瞬く間に話題となり、YouTubeにアップされました。その作品披露時に使用された楽曲、それが『EXOGENESIS PART 3(REDEMPTION)』です。リアルタイムで見ててボロ泣きしたの覚えてます、あれは良い番組でした。 つまり、今回の公式MV化は何がスゴいかというと、この鉄拳さんのパラパラアニメがMUSEの耳に入り、動画を見たMUSEが超絶感動し、どうせなら公式MVにしようぜ! という経緯によって公式化したということろ。なんだかすげーじゃないですか、こういうのって! そして当のMUSEといえば、今年はロンドン五輪のテーマソングを担当した、もはやイギリスを代表するロックバンド。ピアノ、ギャンギャンのギター、ゴイゴイのベース、どこかシンフォニックなメロディーに、切なくも鋭いマシュー・ベラミーのボーカル...。ロックとくくってしまうには余りにも異彩を放つバンドです。2001年にリリースされたセカンドアルバム『Origin of Symmetry』の1曲目『New Born』のイントロを、当時のギター少年たちはこぞってコピったものです。僕の周りだけかも知れませんが...。 この楽曲の邦題は『エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)』。これは2009年にリリースされたMUSE初のセルフプロデュースアルバム『The Resistance』の収録曲で、第一部(序曲)、第二部(他家受精)と続く同アルバムを締めくくる壮大なラス曲になります。歌詞には「もう一度最初からやり直そう」「今度こそきっとうまくやれる」など、後悔を意味するフレーズが繰り返し現れます。「振り子」とシンクロする場面も多いと思いませんか? そして実は、この曲ってオリジナルのMVがあるんですよね。しかも第一部、第二部、第三部と全てそろったシリーズ形式。「振り子」のヒューマンドラマなイメージとはガラリと変わった内容ですが、このテイストもMUSEの素敵なところなんです。きっとそうなんです。 鉄拳さんのパラパラアニメは本人公認でいくつかYouTubeにアップされているので、この機会にぜひチェキってみてください。にしても、鉄拳さん(さんづけの違和感よ!)の決めフレーズ「こんな○○は嫌だ」は、今なおあらゆるシーンで見かける秀逸文ですよね。オンエアバトルの頃からとても好きです。 というか「振り子」もオリジナルと公式MVとで微妙に変わってるみたいですね。あのシーンはこういう意味だったのか...。
あの感動が世界に。YouTubeで300万回再生を記録している話題のパラパラアニメ、鉄拳の代表作「振り子」がミューズ公認のビデオクリップに! ディレクターズ・カットを世界に向け配信!![Warner Music Japan]
ミューズ エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)(鉄拳「振り子」ヴァージョン) [iTunes] (ヤマダユウス型)
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