不定期に昔のニュースを振り返る、レトロニュースのお時間がやってまいりました。
時は12年前。みんなのお小遣いやバイト代がセガサターン、プレイステーション、ニンテンドー64のソフトに消えていた、97年のお話です。任天堂がソフト価格を下げたと言うニュースが、米マルチメディアワイヤ誌に掲載されました。
月曜に発表されたこの値下げにより、多くの任天堂ソフトは49ドル~69ドルと、市場でも魅力の価格帯に。同社は値下げに効果よるハードおよびソフトの売り上げアップを期待しており、現在は70ドルを越えてているソフトのいくつかも、50ドル以下になると言います。
今回の動きは、ソニーの新作5本の39.95ドルという価格設定を受けての対抗策。値下げの実施日は、ニンテンドー64の発売から1周年の記念日です。
そう、プレイステーション以前の時代、ゲームソフトはもっと高かった。そりゃもうみんなのお年玉もぶっ飛んじゃうぐらいに。ソニーの参入によってソフト価格は下がり、「プレステ前」の価格を続けていた任天堂も流れに従うこととなったのでした。
今じゃ数百円から1万円以上するものまで、ソフトの種類も価格もいろいろ。新作ばかりを一気にガコンと値下げできたのも、この時代ならではって感じがします。
97年、任天堂のソフトを安くしてくれたのはソニーだった[Kotaku Japan]
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Stephen Totilo(原文/さんみやゆうな)
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フーーーーン。