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日本の女性監督が描く惨劇。和製スラッシャー映画『クソすばらしいこの世界』

2013/02/20 00:31 投稿

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和製スラッシャー映画『クソすばらしいこの世界』


怪談新耳袋 百物語』などの作品に参加し、日本期待の若手女性映画監督として注目される朝倉加葉子さん。この度、彼女の長編デビュー作『クソすばらしいこの世界』の映画公開が決定しました。

韓国映画の大傑作『息もできない』で大ブレイクしたキム・コッピさんが主演する、全編ロサンゼルスロケ、そして日本では非常に珍しいスラッシャー映画である本作。「女性監督映画史上、最も残酷な作品といっても過言ではない」といった前評判もあり、日本のホラー映画史に新しい血を注ぐ作品となりそうです。

あらすじと場面写真は以下より。
 

 

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日本人留学生のグループに田舎町へのキャンプに誘われた韓国人留学生のアジュン(キム・コッビ)。真面目なアジュンは、英語を話せず、酒やドラッグ、セックスや遊びにばかりに現を抜かしている日本人留学生らに強い苛立ちを感じていた。時を同じくして、冷酷な殺人と強盗を生業とするホワイトトラッシュの兄弟が、斧を片手にアジュンたちが過ごすコテージへと歩を進めていた...
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海外で調子にのった日本人が斧でぶった切られていく、血まみれの大惨事が描かれる模様。顔にも血がこびりつく血まみれっぷり(基本DEATHよね!)を見るに、ゴア描写にも期待できそうです。

本作には今回が日本映画初主演、そしてホラーデビューとなるキム・コッビさんだけでなく、日本の個性派俳優も出演。中でも注目は『ムカデ人間』でムカデ人間1号を演じ、その名を世界に知らしめた北村昭博さん、そして元AV女優であり、100本以上の映画出演で圧倒的な存在感をしめす、しじみさん。カルト作が生まれそうな予感がビンビンします。

スラッシャー定番斬新な殺しシーンが含まれているのかどうか、そして血の海具合、流血量が気になりますが、きっと初夏らしい血しぶき浴びてキャッキャ型ホラー体験ができることでしょう。

『クソすばらしいこの世界』は2013年初夏、ポレポレ東中野にて公開。なお、2月21日(木)から始まる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」では本作のワールドプレミアが行われ、朝倉加葉子監督とキム・コッビさん、北村昭博さん他が舞台登壇します。いち早く本作を鑑賞したい方は、是非会場へ。

©2013 KINGRECORDS


[クソ素晴らしいこの世界]

(スタナー松井)

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