カナダ人に対する陳腐な決まり文句は、「もの凄く丁寧」ですが、その丁寧さはゾンビには向けられる事は無いようです。先日、新民主党のパット・マーティン議員は、国家がゾンビの攻撃に対する備えをするよう、政府に要請。ジョン・ベアード外務大臣は、スティーブ・ハーパー首相を代弁し、安全を確保すると断言しました。
その質疑応答が素晴らしいので、 The Ottawa Citizenから引用して紹介したいと思います。それでは以下からどうぞ。
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「私は、アトランタのアメリカ疾病予防管理センターとケベック州が、ゾンビの襲撃の可能性に対する緊急措置を配置するという姿勢に敬意を表したいと思います。」とマーティン議員。「議長、ゾンビに国境は関係無いということを、貴方に伝えなくてはなりません。対策を練っていなければ、アメリカで起こったゾンビの侵略が大陸を渡って来ることも考えられるのです。」
マーティン議員は続けます。「カナダ人を代表して、外務大臣に問いたい。アメリカ側と共に、ゾンビの侵略がゾンビアポカリプスにならないように、国際ゾンビ戦略を開発しようと働きかけているのでしょうか?」
それに対するジョン・ビアード外務大臣の返答は、「メンバーと全てのカナダ人にハッキリと伝えたい。ゾンビアポカリプスなんてものは絶対に起こらない事を。カナダの首相のリーダーシップの元に、このメンバーと全カナダ人に断定的に言いたいことは、この地はゾンビ天国になるということは、決して起こりえないということです。」
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今後、カナダ政府は対ゾンビ政策を提案するのかもしれませんね。デススターの構築なんか良いかもしれません。
[via io9]
(中川真知子)
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