またこれ読まなアカンのか・・・と思うと少々うんざりしてきましたね。
いや、悪口ではないですよ!僕が本を読むのがそれだけ嫌いということです。
麻雀家庭教師をやっていた時の受講者さんがこんなことを言ってました
「木原さんに麻雀家庭教師で教わったことが、後からジワジワ効いてきています」
そうですね。この本に書いてあることも「本当かよ?」と
最初は半信半疑なのではないでしょうか?しかしそこはよく考えてみてください。
この本を手に取ってみようと思った動機は何ですか?
きっとアナタは現状の麻雀に不満があるからなのではないでしょうか?
世の中に不満があるなら自分を変えろ。
それが嫌なら耳と目を閉じ、 口をつぐんで孤独に暮らせ。
これは某アニメの名台詞ですが
「嫌なら黙っていろ!」というより「文句言う前に動けよ!」ということです。
特上卓を抜けられないですとか、鳳凰卓で勝ちきれないですとか
そういう人は他のプレーヤーよりも基礎能力が劣っている事をはっきりと自覚してください。当たり前のことを当たり前にできていないから勝てないのです。
この本は基礎力向上のための良書であることは間違いありません。
つべこべいわず、半信半疑だったとしても色々試してみることから始めましょう。
本から知識を得ることよりも、そうして成功経験を積み重ねること
それに勝る上達方法はありません。きっと後からジワジワ効いてくるはずですよ。
講座10・ヘッドレス形の選択 その2 P62~
メンツ固定でもヘッド固定でもどちらでもいい局面はあります。
こういうのはどちらかというと景色によって判断することのほうが多いです。
この場合だとターツのや78が場に出ている数とか
リャンメン受けやが場に出ている数とか
ターツの部分が3枚以上打たれていたらヘッド固定
受けの部分の片方が3枚以上打たれていたらヘッド固定といったように。
牌5牌6とかの選択判断はまさにそうです。
牌2牌4のようにターツ部分がドラになっている場合
例えば上図のがドラだとしたら、ヘッド固定にする方が多いです。
ドラ重なりのテンパイを逃すので―― それは引きテンパイでドラが出ていくことを考えたら、メリットとデメリットでイーブンです。
後は手役を優先させたい局面でも変わってくるのではないでしょうか?オーラスアガリトップ等の局面では、リーチをかけたくないのでピンフ効率を考えてヘッド固定にする。
牌7とかはイーペーコー効率のヘッド固定。
牌12とかはタンヤオ効率のヘッド固定。
牌14牌15は、ドラが1枚でもあってのような連続形があれば、ヘッドレスのイーシャンテンに受ける。一発裏無しの競技麻雀だったらヘッド固定にします。
講座11 くっつき形の選択 その1 P66~
目先の受けよりもアガリに近い段階の受け優先・・・・って
この説明文じゃよくわからないだろ!!と思います。
この本は例題を先に見てから本文を読むことをお勧めします。マジで。
牌1~牌20までずらっと例題が並んでいます。これは良問です。マスターすることができれば、あなたの牌効率レベルは確実に上がるでしょう。
コツは・・・そうですね。前回の記事で紹介したひとり麻雀がお勧めですね。
問題の答えを覚えるのではないのです。答えを参考にして考え方を鍛えるのです。
大事なことなので何度でもいいますよ。
答えを暗記するのではなく、仕組みを理解するのです。
そして息を吸うように自然に正着を選べるようになって、初めて自分の身に付いたといえるでしょう。常人であればそうなるために、途方もない時間を要するのですけど・・・
つづく・・・まだ半分も終わってないんだが??
コメント
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お疲れ様です。
最近、木原プロに教えてもらった一人麻雀の要領で、現代麻雀技術論のPART1の手牌381個(講座5と20は除く)を実際に牌を並べて、どれが正着かを考え、答えがでたらノートに正着と理由を書きとめるようにしています。
今ちょうど講座11の9なので、大体3分の1をちょっと超えたあたりでしょうか。
やはり、本を目で見てインプットするだけなのと、牌を並べて実際に考えて書き留めるアウトプットもするのとは効果が違う気がします。
羽生善治さんが、将棋をやると算数の成績があがった(つまり将棋と数学は関連性がある)と聞いたので、将棋や麻雀は算数、数学と同じように、目で見るだけではだめで、実際に手を動かさないと身につかないのでは?と思っています。
「現代麻雀技術論」をやり終えたら、食い伸ばしのパターンを同じようにやる予定です。
前に60パターン程excelに書きましたが、やっぱり牌を並べて、考えて、ノートにまとめないと身につかない気がするので。
(著者)
いつもありがとうございます。
本に書いてあることを1度なぞっただけではおそらく2割も身につかないでしょう。9割方身に付いたと実感できるまで何度も何度も繰り返しやることをお勧めします。