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南3局、13巡目に仲林選手はテンパイします。
場を見渡しても、決して良い待ちではないのですが――

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仲林選手はリーチを選択。

「覚悟を決める」とか「腹を括る」
という表現がありますが、この選択はどちらでもない。

「麻雀の知識」と「ルールの理解度」

順位点の大きなルール、南3局で3着目
トップと6000点差、2着と4000差の点数状況。

アガリの価値が非常に高い点数状況であり
トップ目、2着目は放銃を避けたい点数状況でもある。

この巡目では、テンパイを組み直すよりも
即リーチのほうが比較優位と判断したのでしょう。

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ラス目の親に全ツされるのが怖いよ・・・

こう思う人もいますよね。
でも、よーく考えてみて下さい。

この巡目から、おそらくノーテンであろう親に
追いつかれ、放銃になることが一体どれくらいあるのか?

もちろんゼロではないですよ。
でも、その程度のリスクは負おうや!

負けてる人が何のリスクも負わず
勝ちを拾おうなんて、あまりにも虫が良すぎます。

みなさんもそう思いませんか?