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南2局、トップ目で迎えた醍醐選手が
下家リーチの一発に八筒:麻雀王国を掴んだシーンです。

これは問答無用で押しそうですが――

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※全く同じ捨て牌です

待ちがカン三筒:麻雀王国だとしたらどうでしょうか?

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これは全く押さないですね。

八筒:麻雀王国押しは「待ちの良さ」が大きな判断要素

では、少しずつ待ちを悪くしてみましょう。

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※下家の捨て牌に一萬:麻雀王国、対面の捨て牌に四萬:麻雀王国を追加

一萬:麻雀王国2枚切れ、四萬:麻雀王国1枚切れならどうか?

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この程度でも押し有利と

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※下家の捨て牌に一萬:麻雀王国、対面の捨て牌に四萬:麻雀王国2枚追加

これならどうだ?

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だいぶ近づいてきましたね。

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※下家の捨て牌に一萬:麻雀王国、対面の捨て牌に一萬:麻雀王国追加

一萬:麻雀王国を3枚切れにしてみました。(牌図A)

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二萬:麻雀王国推奨に変化、遂に逆転しました!!

一萬:麻雀王国2枚切れ、四萬:麻雀王国2枚よりも
一萬:麻雀王国3枚切れのほうが押しにくいんですね。

AIは残り見た目枚数よりも
端牌の出やすさを重んじているようです。

この辺りは人間の感覚と近いと思います。

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一萬:麻雀王国3枚切れの(牌図A)を使って1巡後の世界です。

一発じゃなかったらAIは八筒:麻雀王国を押すのか? 

を検証してみまし