対局者としてではなく、採譜者(麻雀の記録をする係)としてだ。
最強戦の採譜者は、決勝進出者が自由に選んで良い
との決め事になっていた。決勝進出者の名前は「園田賢」という。
当時部下だった男の、麻雀プロとして初めて立つ晴れ舞台。
無下にするわけにもいくまいて、彼の依頼を快く承諾したのだ。
残念ながら園田プロは最終半荘、南2局の親番を落とすと
逆転優勝の可能性は完全に無くなってしまった。
トータルトップは二階堂瑠美プロ。2位以下を10万点以上も
突き放す独壇場、会場にいた誰もが二階堂プロの優勝を確信していた。
オーラス、園田プロともう1人のプロは、優勝の可能性が無いなら
極力鳴かせず、極力振り込まずの黒子役に徹する構えだった。
大逆転の可能性がわずかに残る親番のプロは
副露、リーチ、形式テンパイ、ありとあらゆる手段を使って連荘した。
積み棒が5本、6本と増える。
コメント
コメントを書く(著者)
ありがとうございます
初回配信卓なんてついてますね(*^-^*) 頑張ってきます!
(ID:41416862)
損な役回りだけどやり切った村上プロかっこよかったな
オーディション応援してます頑張ってくださいませ!
(著者)
ありがとうございます
あの場に座るのは本当につらいことですからね~