多井「あの6p押しとけばよかったなー!」

Mリーグの話だ。あの6pがどの6pのことなのか?
直ぐにわかったが、果たして本当に押せた6pだったのだろうか?

家に帰ってからそのシーンを改めて見直してみることにした。

8fb7c8bb45fcea8965ad26b7cc5dbdcdb779c894
牌譜

トップ目で迎えた南2局。2着目の親番茅森のリーチ。多井は
16巡目に6pを押しきれず、ここで迂回したのだが、本当に押せば良かった??

ソーズの無筋は全滅、マンズは6-9mが活きている。ピンズは
2-5p3-6pがまだ通っていない。茅森のリーチが愚形とも思えない。

多井がただの結果論で「押せば良かった」と、いうはずがない。
その前提で牌譜を見直すと、なるほど―― といった理由が見つかるかもしれない。

ああ、なるほど。ヒントは捨て牌に有り! 
みなさんも一度じっくり考えてから読み進めてください。

ac05fa6627aa9f7d5e27aeae97d6f2d5bb6a56e4

茅森はドラの6sを4巡目に切ってきた。
打点が必要なこの状況で、使用頻度の高いドラを切るということは――

マンズ