リスクとリターン

特南の歩き方　生放送version　は明日水曜日21:00～です。

URL　http://tenhou.net/0/?51838829
ロビー番号　51838829

対局者を募集します。エントリーフォームからお申し込みください。放送中は実演および、牌譜検討中心になりますが、対局者の検討は後日記事にしてアップいたします。

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今日はリスクとリターンの話
初歩的な話ですが、麻雀の押し引きにおける大事な大事な考え方です。

【問題１】　プレイヤーはＡとＢを選択できます。

☆　Ａを選択すると、選ばれる結果は
１００００円獲得７０％　１５０００円損失３０％　　です

☆　Ｂを選択すると、選ばれる結果は
３０００円獲得７０％　±０円３０％　です

ＡとＢ、どちらを選択しますか？　これはプレイヤーの目的にもよるでしょう。
損しないことを目的とするならＢです。獲得賞金最大化を目的とするならＡです。

では仮に、この選択を１００００回行うとして
ＡとＢ、どちらの選択のほうが獲得賞金額が多くなると思いますか？

※参照記事　天鳳システムと期待ポイント
　　　　　　期待ポイントを最大にする考え方
　　　　　　勝つための効率とは？



【問題２】　プレイヤーは打６m押し（Ｃ）と打２pオリ（Ｄ）を選択できます。

押し引きの考え方は、この選択を１００００回行うとして
天鳳でいえば、どちらの方がより良いPTを獲得できるかということです。

これもプレイヤーの目的によるでしょうか？
放銃しないことを目的にしたり、大損しないことを目的としたらＤを選択するでしょう。

しかしより良いPTを獲得する事を目的とするならば、たとえ天鳳であったとしても
この局面で放銃回避を最優先する考え方は間違っていますよね？

 

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【問題１】で、全財産が１００００円しかない人は目的が違ってきますし、【問題２】でも、通過条件が箱ラスしないことであるならば目的は違ってくるでしょう。

しかし不特定多数の人と戦って、より良い成績を出すことを目的とするならば
この選択を１００００回行うとして――　結果の優劣を予想し判断することが大事です。

放銃パターンが少ない　=　リスク小　です。
リスク小程度なら、少ないリターンでもキッチリと追求しましょう！　

１００００回打ったとしたら
そのひとつひとつの積み重ねで成績がかなり変わってくるはずですよ～。