競輪ファンの皆さん、明けましておめでとうございます。今年も競輪は楽しく、元気に共に頑張りましょう。2016年が始まりました。今年はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。

 その前に昨年のグランプリについて振り返りたいです。

 展開はほぼ予想通りに流れたレースでした。

 ただ武田が少しイン切りから突っ張り気配も感じさせました。その事で近畿ラインの3番手、4番手が欲しかった単騎の選手が立ち遅れました。これは武田の巧妙な作戦でした。その事で少し脚は使いましたが、絶好の3番手を確保。その時点で平原の優勝の確率が高まり、また武田の残り目も考えられました。そこから最終ホーム辺りで武田が突っかかり気味になり、合わせて村上が車間を切った事で完全に突っかかって捲るタイミングが取りにくい状況。それでも関東3車の責任から無理やり1センター過ぎからの仕掛け。当然かからなかったです。その上をすかさず平原が仕掛けました。その辺は流石の平原でした。しかしその平原の番手を浅井がインを突き確保。
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「迷いの無い内突き。」

前団が仕掛けている中で、です。

 結果論ですが、平原の3番手からでも浅井は突き抜けていたと感じました。ただ、他の動きが加わった場合を考えると1車でも前が鉄則。番手を上げた方が他の動きにも対処出来たでしょう。

 正解であります。

 そして2着に入った新田は8番手も予定通りでしたが、浅井と園田が後手を踏んだのが痛かったと感じます。それは武田の組立の上手さです。そして神山が浅井に浮かされた事が届かなかった理由とコメ