ガールズケイリンフェスティバル2015の小林優香は強かったですね。また、読みも上手かったと思います。後方にならずに加瀬加奈子の後ろを確保して、捲っていく競走は強いと感じました。

さて、小林の一強になってしまうと、過去の女子競輪を思い出してしまいます。

過去の女子競輪にならないようにガールズ選手の方々は、是非強くなってほしいと思います。

持っています。

そしてゴールした直後、選手管理があるバック方面から爆笑？されていたのが、物凄く印象に残りました。

決勝戦で、爆笑はあまり聞いたことがありません。もしかしたら歓喜が爆笑ぽく聞こえたのかもしれませんが。

ダッグアウトから

●優勝の小林優香

「優勝出来てホッとしています。今回は、今までと違って3日制だったんですけど、気持ちのオンオフがしっかり出来ていて、落ち着いていたと思います。初日、2日目は自分のレースが出来てなくて悔いが残ったんですけど、決勝は思いっ切り仕掛けられたので、今日はコーチに怒られないかなと思います（笑）。今回は咄嗟の判断は出来ていたと思うので、それプラスもっと自分のレースをしていきたいなと思います」

●優香を追走し、2着の小林莉子

「なるべく脚を使わないようについていったけど、優香が強かったです。これでグランプリにつなげられたらいいなと思います」

●3着の山原さくら

「今日は初めて大きいレースで3着取れたので、ちょっとは成長出来たなと思います。次はスタートをもっと頑張って、小林優香選手の後ろだったり、奥井迪選手の後ろだったりを取っていきたいと思います。最近は、4コーナーから踏み直せているっていう実感がわいてきているので、そういうスピード練習を強化していきたいと思います」

●先行し、5着の奥井迪

「優香の壁は厚かったというのを痛感しましたね。このメンバーで3日間は疲れました。毎日、決勝みたいなメンバーで、このメンバーで先行は疲れ具合はすごかったです。初日から優香と対戦でしたからね。でも、ここで先行し続けるというのは自分の決めたことですから、他の人には出来ないことをやっているのは自分の誇りです」

●優勝の近藤龍徳

「ヤバいですね！（笑）　浅井さんのおかげです!!　浅井さんが『お前が獲れ』って言ってくれたんで。2日目の金子（貴志）さんのこともあったし、優勝報告したいと思っていたので、本当によかったです。“夜王”ってピッタリでしょ（笑）。自分の踏むコースは見えていて、落ち着いていました。やっちゃったですね（笑）。皆びっくりしているんじゃないかな（笑）。親父は今頃見てて、泣いているんじゃないかな（笑）。相当気持ちいいいですね！　来年は地元・名古屋でダービーあるし、目指して頑張りたいですね」

（写真は、出迎えてくれた先輩・深谷知広選手と握手）

●2着の新田祐大

「駆け引きもあったけど、最後は自分の力が及ばなかっただけです。また同じようなミスを繰り返さないように、いや、ミスではなかったんですけどね、作戦通りでした。また次の勝負にいい状態で臨みたいと思います。オールスターが今年2つ目の目標なんで、そこに向けて、その前の青森で弾みをつけていきたいと思います」

●3着の芦澤大輔

「悔しいですけど、こうやって上位戦で戦えることが幸せです。一つずつ頑張っていきたいと思います」

●4着の岩津裕介

「研太朗が思いっ切り駆けてくれたので、優勝を狙っていったんですけど。後ろから来たのがわかったので、研太朗も失速気味だったので、早めに踏ませてもらいました。ちょっと力不足でしたね…。また、オールスターに向けて、状態をあげていきたいと思います」

●5着の原田研太朗

「今の自分の力は出せたと思うので、次につながったと思います。でも、まだまだ末脚が足りませんね」

●6着の山崎芳仁

「最後のコースだったりとか、人の後ろにつくようになって、そういうところが全部勉強ですね。どこの位置でも、ファンの期待を裏切らないように、頑張りたいですね」

●7着の小埜正義

「出ると思って出なかったから悔しいですね。昨日（鈴木）裕に頑張ってもらって今日があったからだし、僕自身初めてのビッグ決勝だったし、そういうレースはしたくなかったし、…これがいい経験になったと言えるように、また頑張ります！」

●8着の浅井康太

「タツ（近藤龍徳）が優勝してくれてよかったです。これで中部にスターが出てきました」

●9着の柏野智典

「ケガは大丈夫だけど、ちょっとラインに迷惑をかけちゃいましたね…」