今日は「2番」の日だったのか!? 本日(61日)に最終日を迎えた川崎競輪開設65周年記念「桜花賞・海老澤清杯」(GIII)。決勝では地元勢が主導権を握ろうとした矢先に岩津裕介が分断策を決行。3番手を確保すると、番手から発進した五十嵐力を追走して直線でシャープ差し! 今年は2月には地元記念を優勝しており、通算5度目の記念優勝となりました。この優勝で賞金面でもランクアップ、次の高松宮記念杯(GI)に大きな弾みが付いたことでしょう。近況の充実度から見ても、初のタイトル奪取への期待も高まりますね。話題としてはかなり早いですが、表彰式ではファンから「グランプリ」との声も聞こえていました。

 なお、公営競技の注目レースが集中した本日。競馬の日本ダービーでは2番・ワンアンドオンリーが優勝、ボートレースのオールスター(笹川賞)では2号艇の菊地孝平が優勝、そして川崎記念は2番車の岩津が優勝! 奇しくも2番が大活躍の1日となりました。ちょっとオカルト過ぎますかね? 

なお、この川崎バンクを舞台にして
65日(木)から8日(日)まで、花月園メモリアルin川崎が行われます。連続してのGIII開催、こちらも注目ですね!

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九ちゃんもキレッキレのダンスを披露

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表彰式後に行われた川崎純情小町のミニライブ

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来週は花月園メモリアル!

 

☆自在戦で活路!今年2度目の記念優勝を決めた岩津裕介。

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「特に決めずに、優勝できるようにと。応援してくれるファンの期待に応えられるように全力で頑張りました。今日は自力ある荒井(崇博)さんに前を任されていましたし、それを力に変えて頑張ろうと思っていました。これからも、みんなの期待に応えられるように、そしてGIで優勝できるように頑張っていきたいと思います」


●五十嵐力は番手から捲りを打って勝負に出るが、岩津に交わされ2着に終わる。

「(作戦は)後ろから出し切るようにという感じでした。ちょっと切ってから流し過ぎた感じもありますが…。(後続のもつれは)全然わかりませんでした。勝瀬さんが付いてくると思っていたのでいきましたが、最後まで(後ろが岩津だと)分かりませんでしたね。ゴール前で気づいて『えっ!?』と思いましたが、(郡司)浩平もけっこうかかっていて、僕も力が残っていなかったので…。もう少しドカンと4人が出切れていれば面白かったかもしれないですが、そうなればそうなったで浅井(康太)がもっと飛んできたかもしれないですしね。もっと自分の調子が良ければ、もっと面白かったと思います」


●浅井康太は8番手から捲り追い込むが、勝瀬卓也の牽制もあり3着まで。「残念でした」と言葉数は少なかったが、高松宮記念杯に向けて態勢を整えてくることだろう。


●単騎戦の稲川翔は4着。課題ばかりだったという開催を振り返る。

「今回は本当に4日間、ダメでした。自分の思ったことができなかった開催でした。人の動きを見てから動いてしまったところがあって、もっと自分で考える前に動かないとダメです。現状も、次に向けてやらないといけないことも分かりましたし、それを無駄にせずに頑張りたいと思います」


●地元ラインの先頭を任された郡司浩平(5着)。

初の記念決勝という舞台はどうだったか。「今日はこのメンバーなので、後ろから先手取れればと思っていました。でも出切ってから流し過ぎたのが反省点ですね。初の記念決勝は、地元ということもありますし、雰囲気も盛り上がっていて良かったので、またああいう舞台に立ちたいという思いが自分の中にありますね。目標にしていた決勝に乗ることができて、それは今年の目標でもあったので、次につながる良い経験はできたと思います」


●浅井康太マークの林巨人は6着。

「浅井が行けるところでいくという感じで、僕は任せていました。しっかり浅井の踏み出しには付いていけたので収穫はあったし、自分の脚の感じも良かったので離れる感じはなかったです。あの煽りがなかったら…。前回(豊橋FI)で優勝して、そのあとが大事だと思っていたので、(決勝に乗れて)結果は出たと思います。次は初めてのGI(高松宮記念杯)なので、それに向けてまた頑張ります」


●岩津が分断策に出て厳しい展開となった勝瀬卓也(8着)と川崎健次(7着)。

勝瀬は「調子の悪さがここで出てしまいましたね。あそこで(岩津に)来られて、取られてしまいましたが、あのあと離れていってしまったのが…。僕の力が足りなかったですね。まだうまくニュートラルに入らなかったです。(宮杯まで)あと
10日ですよね。万全の状態にもっていかないと戦えないので、頑張りたいです」。一方の川崎は「あの展開になってしまうと、あれ以上はできないですね。あとは脚があれば何着に食い込めるかという感じでした。今回はしっかり練習もできたし、決勝にも乗れたので、次も油断しないように頑張ります」。

 

■決勝レースリプレイ

号砲で浅井康太と荒井崇博が飛び出す。スタート争いは浅井が制して、隊列は誘導以下、浅井-林巨人、岩津裕介-荒井崇博、郡司浩平-五十嵐力-勝瀬卓也-川崎健次、稲川翔で周回していく。赤板を過ぎると岩津は前との車間を切って、地元ラインの様子をうかがう。赤板2コーナーから郡司が上昇して打鐘で前を叩くと、岩津も郡司に合わせて上昇して浅井の前に出る。地元勢の主導権取りとなったが、流したとみるや岩津は引かずに勝瀬の内で粘り3番手を奪取する。郡司の先行で、番手に五十嵐、そして岩津の3車が後続を離して最終バックを通過。最終バック過ぎに五十嵐が番手から捲りを打ち、追走した岩津とともに抜け出していく。8番手となった浅井は捲り追い込みで、最終2センターでは勝瀬の牽制を凌いで前を追うが、直線では岩津が鋭く伸びて五十嵐を捕えて優勝。2着に五十嵐、猛追の浅井が3着に入線した。
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周回

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残り2周

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打鐘

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残り1周

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最終バック

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ゴール

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