第36回全日本選抜競輪(GI)二日目レポート
2月とは思えない陽気となりました川崎競輪場です。
もう暖かすぎて冷房が欲しい状況でした。
レースも激熱のレースが続いていましたね。
この熱気が、原稿を書いている記者席にも伝わり暑くてたまりません!
真冬に戻ってほしいとは言いませんが、暑さをなんとかしたい今現在です。
さてレース。
競輪は、強いだけでは勝てません。展開、運も絶対にあると思います。
運に乗っている選手を見極めて車券げっとといきましょう。
二日目も強かった!
運?展開? でもそんなの関係…と言い出しそうなのが北津留翼。
今日のレースも変わらず良かったですね。
4番手を取り切って捲り。
確率変動中と言っていいのか、悪いのか分かりませんが、とに角、強いことだけは競走を見れば分かります。4番手近辺を取り切って、最後追い込んで勝つなんて! 一気にタイトルホルダーまで上り詰めたら面白いですね。そうなったらかつての海外のライバルたちが一斉にSNSに載せトラック自転車競技世界を駆け巡るネタになりそうです!
全日本選抜と言えば清水裕友。二日目のスタールビー賞は2位でしたが、調子は良さそうですね。
深谷知広の番手の郡司浩平に合わされましたが、その後ろに入っての2位ですから悪いはずがない。
準決勝もしっかり突破しそうな勢いを感じました。
そして郡司浩平。地元開催のエースですよね。負けられないですよね。
その地の利を活かした強さを明日も見られそうです。
明日は決勝に進出できる準決勝戦が行われます。ベスト9が出揃うわけですが、どのレースもちょっと考えますよね。しっかり考えてズバッと答えを出して、的中といきましょう!
《ダッグアウトから》
■5レース 特一般
●200勝の柏野智典
「(取鳥)雄吾がしっかり先行してくれて、しっかりワンツー決まったよかったです。100勝も守谷(陽介)さんが頑張ってくれて、今日は雄吾が頑張ってくれて、節目は前が頑張ってくれて嬉しい勝利になりました!」
■6レース 二次予選
●1着の鈴木裕
「根田の頑張りにつきますね! 結果ワンツーで本当に最高です!! 僕は割られないようにだけ気を付けてました。コンディションは問題なく。乗り方がわかってきたかもしれないです。二次予選1番乗り! 今日はあと高みの見物しています(笑)」
●2着の根田空史
「もう全開で踏んでいました。行ってしまえば、鈴木さんが何とかしてくれると思ってたので」
●3着の松本貴治
「出切って3番手確保をしっかりすることを考えてました。自分のできることを増やしていって、戦法の幅を広げていきたいです」
■7レース二次予選
●1着の村上博幸
「余裕はあったけど、最後の直線は東口とどっちがどこって判断ミスだったかなと思います。昨日は風もあって調子がつかめなかったのでドキドキしていました。今日は脚はよかったけど、寺崎(浩平)を残せなったのはレース勘がちょっとよくなかったです」
●2着の東口善朋
「ちょっとヒヤっとしたけど、落ち着いて立て直せました。最後は中をいった方がよかったかなって反省ですね。今日の脚はよかったし、明日はもっとよくなると信じて頑張ります」
●3着の守澤太志
「誰が先行かわからないし、流れを見ていこうって作戦でした。(渡邉)一成さんのタイミングもあんまりよくなくて車がちょっと出なくて。たぶん黒沢(征治)君に合わせたからだと思うんですけど。僕は落ち着いていましたね。脚は悪くないです。ギリギリでしたけど勝ち上がれてよかった」
■8レース二次予選
●1着の中本匠栄
「高橋か島川(将貴)の後ろからと思ってました。余裕はありましたね。稲川(翔)さんに来られるのだけダメだと思って、そこだけ張りにいきました。島川が離れているのが見えたので、後ろに和田(真久留)いるので、追い上げなきゃと思って行ったら、前まで届きましたね」
●2着の高橋晋也
「打鐘から行けばもつと思っていたので、そう和田さんとは話ていました。風をしっかり切っていけば、あとは和田さんが止めてくれると思っていたので。流していただすかさず来られると思ったので、そこは全開に踏んでました。ゴール前まで1着だと思ったんですけどねー。優勝しか狙ってないので、明日も頑張ります!」
●3着の和田圭
「高橋が強かったです!」
■9レース二次予選
●1着の井上昌己
「前か後ろ以外のイメージで考えてました。弛んだら出て、打鐘前だったらもがき合うよりは(引いて)、打鐘後だったら先行って言ってました。流すのもハイレベルなスピードで流していたから、これは誰も来れないかなと思ってました。真後ろが岩本君だったので、スピードもあるし、そこは気を付けてました」
●2着の山崎賢人
「先行しようって決めてました。誰も来なかったし、自分のペースで駆けられましたね」
●3着の和田健太郎
「最後、岩本(俊介)も井上さんに2回くらいもらって、きつおうだったし、自分も今の調子なんで、少し早かったけど内に踏ませてもらいました。今の気持ちは、ホッとしている気持ち半分と、岩本(俊介)と乗れなくて残念な気持ちが半分ずつですね」
■10レース二次予選
●1着の柴崎淳
「すんなり4番手だったし、1コーナーから絶対に行こうと思っていました。自分でまだ納得できる状態ではないけど、その中で、松井(宏佑)君を捲れたのは自分でもびっくりです」
●2着の松坂洋平
「前2人のおかげです。自分は昨日と同じコースを伸びましたね。自転車の出もいいし、脚は悪くないと思います」
●3着の坂口晃輔
「後ろをパッと見て前を見たら、もう淳さんが消えていて、すごいダッシュでしたね。離れたかと思ったんですけど、なんとかしのげてよかったです」
■11レース二次予選
●1着の北津留翼
「並び自体は思っていた通りですけど、新山君を後ろにしてカマしたいなと思っていたけど、展開が早くて、ちょっと自分の距離じゃないんで、(新山君に)行ってもらいました(笑)。早めに4番手取れたらいいなって(坂本)健太郎さんに作戦組んでもらった通りの流れになりました」
●2着の園田匠
「いい位置を取って、あとは捲るだけだと思ってました。あとは早く行かないでくれとは思いましたね。昨日は情けないレースをしてしまって、翼にアドバイスをもらってセッティングを変えたら、ガラリと変わりました。今日は全て翼のおかげですね」
●3着の新山響平
「すかさずに踏めているし、調子は悪くないと思います。後ろの2人を信頼して、自分のペースで駆けれたおかげですね」
■12レース スタールビー賞
●1着の郡司浩平
「深谷(知広)がかなりいいペースで駆けてくれました。清水が僕の想像以上にいいスピードだったので、びたっと止めることはできなかったけど、自分が合わせて踏んでいく分には止まるなと思ったので、そこは申し訳ないけど前に踏ませてもらいました。明日も責任ある位置なんで、頑張ります!」
●2着の清水裕友
「後方になったので、ムリくりホームから行きました。あそこまで出ているんでいいと思いますけど、もうちょっとセッティングとかで何とかもう1つ上積みができそうな気がしています。昨年の後半から特別競輪で結果が出ていなかったので、今までだったら不発のパターンだったけど、松浦さんの仕事もあってですけど、2着までこれたので、状態は悪くはないと思います」
●3着の松浦悠士
「とにかく前々にいたいって言っていたので、いい仕掛けだったと思います。(裕友の)勢い的に超えると思って踏み込んだら、郡司君と絡んだんで。で、内藤(秀久)さん決めにいくような感じで、迎え入れようかなって思ったら、僕も内藤さんに返されたって感じでしたね。清水君の仕掛けについていっても、脚の感じはよかったですね」
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