富士スピードウエイで行われた第88回全日本自転車競技選手権大会ロードレース男子エリートは、227㎞の長丁場を走るレースとなった。サーキット内部を走るコース特性もあり、サバイバルレースとなった。
152名が出場したレースは午前9時にスタート。序盤から足切りされる選手が続出し、集団を形成する選手はどんどん少なくなった。
コース自体は困難なものでは無いようだが、ストップアンドゴーで足をかなり削られたのが要因だ。
終盤に残った選手は、やはり実力のある選手たちで、その中から、抜け出したのが、新城幸也(BAHRAIN MERIDA)、入部正太朗(シマノレーシング)、横塚浩平(Team UKYO)だった。
抜け出してから新城が積極的に引く展開となり、富士スピードウエイの直線で、新城の後ろに付いていた入部がスプリント勝負に。これを制したのが入部だった。2位は新城、3位は最後で遅れた横塚となった。
優勝した入部のコメント
「まだ実感がわきませんが、目標としていたレースなので最高の気分です」
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