白虎賞は不破将登の頑張りが良かったですね。後方に置かれた脇本雄太は、さすがに不発となってしまいました。そして不破の番手から捲ってでた竹内が勝利しました。
青龍賞は、新田祐大と渡邉雄太が3番手の位置の取り合いとなって、取り切って捲ってでた新田を渡邉一成が捉えたレースとなりました。
新田の闘志を感じたレースでした。
二次予選は、激戦でしたね。
さて明日の準決勝戦ですが、東で2個レース、西で2個レースあります。
2着以上が決勝進出で、一人3着の選手が決勝に進出します。
どのレースも迫力のあるレースとなりそうです。
明日の準決勝
9R
1三谷竜生-4東口善朋
3深谷知広-7吉田敏洋
5清水裕友-9小倉竜二-2橋本強
8不破将登-6山口富生
中心は深谷だろう。しかし、清水も侮れない。早めに前に出られるとそのまま残りそうだ。
10R
1平原康多-9木暮安由
2新山響平-(5渡邉一成・8神山拓弥-7佐藤慎太郎・6神山雄一郎)
3簗田一輝-4内藤秀久
新山の後ろが競りなのが気になる。渡邉一成が位置をキープできるどうか問題。
平原、簗田から行きたい。
11R
1中川誠一郎-7松岡貴久-8井上昌己
5脇本雄太-2南修二
6竹内雄作-3金子貴志
9柴崎淳-4坂口晃輔
脇本が戻ってくると敵なしだろう。復調に時間が掛かると中部勢のボックス。
12R
4坂本貴史-3新田祐大-5芦澤辰弘
8近藤隆司-7渡邉雄太-6志村太賀
9和田真久留-小原太樹
2諸橋愛(単騎)
北日本が坂本からの並びなので仮に後手を踏むと南関ボックス。踏まないで出切ってしまうと新田。
《ダッグアウトから》
二次予選
■5レース
●最終バックを取った山崎賢人の番手から追い込んで1着の松岡貴久
「内に太田がいたけど、賢人の方がスピードもよかったし、行けると思ってました。強が強かったから踏まないとダメだと思って踏んだんですけど、思っていた以上に賢人がタレましたね。(井上)昌己さんに怒られました(苦笑)。強い後輩のおかげです」
●2着の橋本強
「(山田)久徳が内に来てたから、ここはしっかり確保しないといけないと思っていたんですけど、そうしたら久徳は小倉さんのところまで行ったので、自分は脚をためられました。最後は小倉さんの行かない方を行ったんですけど、けっこう伸びましたね」
●3着の小倉竜二
「太田(竜馬)が引いてきたら入れるように準備はしていたんですけど、そのまま行ったのでヤバいなとは思っていました。内をあけると山田に来られるし、外は止められなかったです。もう意地で踏んでいきましたね、太田は」
■6レース
●先行した和田真久留を交わして1着の内藤秀久
「自分を信じていたし、期待もしていました。バックで真久留がすごいかかっていたし、これはもう後ろで来られないだろうなって思いました」
●初日に落車したが、3着に入線の諸橋愛
「ちょっとヨコにいき過ぎているし、反応はよくないですね。昨日の落車の影響ですね。もう少し修正していきたいですね」
■7レース
●捲る古性優作に切り替え、直線追い込んで1着の柴崎淳
「後方はきついっていうのがよくわかりました。坂口のおかげで、古性の動きにすぐ対処できました」
●伸びて2着の山口富生
「3コーナーまで脚をためられたおかげで、持ち味が出ましたね!」
●3着の坂口晃輔
「富生さんに頑張れって言われて気合が入りました。淳さんの番手も緊張しますけど、富生さんが後ろにいるとさらに緊張しますね。迷惑かけられないですから。忍者らしいレースはできていると思います!」
■8レース
●神山雄一郎が1着
「ラインのおかげです。長島がいいレースをしてくれました。菅田(壱道)が内から来ているのは見えていたし、後輪に引っかかって重くなったけど、そのわりには伸びましたね。日々の研究のおかげです。今日は(山口)富生も勝ち上がっていたし、『いいな、宮杯!』って思ったんで、自分も頑張ろうって思って臨みました」
●2着に芦澤辰弘
「本来の3番手の動きじゃなかったですけど、何かしたいっていう気持ちが動きに出ました。嬉しいですね、ああやって長島が頑張ってくれたことが」
●3着の簗田一樹
「8番手は覚悟しました。長島さんがペースで駆けていたし、自分はイマイチ出ませんでしたね。なんとか3着に入れてよかった」
●先行した長島大介
「捲りなら3着に入らなきゃって思うけど、先行して、捲られなかっただけでも上出来だと思います。前回、神山さんと一緒で失敗したので、よかったです」
■9レース
●逃げ切って1着の深谷知広
「あの位置だったら、あの仕掛けしかないかなと思いました。おさえにいったら粘られると思うし、粘らせたくなかったので。出てからも落ち着いて走れました」
●2着の金子貴志
「上手く深谷が駆けてくれました。2コーナーから踏み直して、最後も踏み直して、本当に強かったですね」
●3着の東口善朋
「恵まれました。けど、愛知勢の3番手は緊張しましたね。松浦も内から来るかもしれないし、最後まで気は抜けなかったですね」
●4着の松浦悠士
「一番強い選手が駆けているのに、後ろから行っても行けるわけがないですよね。早めに前に出て、誘導の後ろに行けばよかったです。自分のレースができなかったですね」
■10レース
●捲る鈴木竜士の番手から追い込んで1着の平原康多
「バックで竜士が行けないかと思ったら、まだ踏んでいたんで、『竜士、頑張れ』って思って応援していました。でも、小原がずっと内にいたし、苦しかったですね」
●2着の志村太賀
「ラインに迷惑をかけないようにと思ってました。最後、和田(健太郎)さんと絡んだけど、いいとこに入ったおかげで伸びたかなと思います」
●先行した桐山敬太郎の後ろで仕事した小原太樹が3着
「桐山さんが取れた位置から勝負するって言ってくれてました。僕はもう鈴木君だけ止めようと思っていたんですけど、鈴木君の横に平原さんがいたので、あれ以上どうもできないですねす」
■11レース
●不破の番手から捲っていき1着の竹内雄作
「不破が本当に強かったですね! かかってました。敏洋さんもしっかりついてくれて、このメンバーの中でワンツーが決まったのはラインのおかげです」
●2着の吉田敏洋
「きつかった、本当にきつかった! でも、落ち着いていたし、自分も余裕があったと思います」
●捲れずの脇本雄太
「ロシアでチームスプリントの3走目を走った時に腰痛が出てしまって。よくなると信じて、修正できるところは修正していきたいですね」
●先行した不破将登
「中部の一番前でやるべきことはできたかなと思います。駆けて感触は悪くはないですね」
■12レース
●新田を交わして1着の渡邉一成
「新田が強かったですね。今日は反省点もあるので、次のレースに活かしていきたいと思います」
●捲って2着の新田祐大
「(渡邉)雄太がなかなかしつこいレースだったし、自分としては次にチャンスがきたら行くしかないと思って踏みました。新山もやるべきことをしていたし、貴史も頑張っていたし、僕らも負けられないと思って頑張りました」
●先行した新山響平の番手から捲った坂本貴史
「気が付いたら新田さんがすぐ後ろにいましたね。でも、新田さんに合わせられるくらいまで踏めたし、いつもはラインで戦っているけど、こうやって別線で戦うこともいい経験になったと思います」
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