第59回朝日新聞社杯競輪祭ももう3日目!
注目の準決勝3個レースは、強い走りあり、波乱もあり、見応えのあるレースが続きました。

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10レース
先行の稲垣裕之選手の番手で木暮安由選手が粘り、番手を奪取。それを深谷知広選手が捲る。ゴール前に金子貴志選手が交わして1着。師弟ワンツーが決まりました。

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11レース
吉田拓矢選手が打鐘から先行策に。追い上げてきた新田祐大選手が3番手に入り、後方から捲ってきた山中秀将選手に合わせて、最終バックから捲っていきました。1着は新田選手。2着に山中選手が入って、特別競輪初決勝。そして、諸橋愛選手は3着に入り、グランプリ出場をまた1つたぐりよせました。

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12レース
平原康多選手の番手で浅井康太選手が粘る展開になりました。その短い前団を松谷秀幸がカマす。それを北津留翼選手が捲り、地元1着となりました。2着は渡邉晴智選手、3着に平原選手が入線。賞金ランキングボーダーラインにいる桑原大志選手は6着に沈み、検車場で見ていた選手たちからも「あぁ…」と嘆息が聞こえました。



《ダッグアウトから》


■10レース
●1着の金子貴志
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「前はどうなっているか見てなくて、深谷の後輪しか見てませんでした。すごいですよ! 深谷はさらに強くなっていますね!!」
●2着の深谷知広
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「展開が向いたので、チャンスを逃がさずにつかめたかなと思います。しっかりケアして決勝戦に臨みたいと思います」
●3着の木暮安由
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「ふと思って、番手で勝負の方が勝機があるんじゃないかと思って、勝負にいきました。最終ホームで深谷が見えて、ヤバいと思ったけど、立て直せたのでよかったです」
●深谷ラインの3番手まわった荒井崇博
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「一回踏み勝ったと思ったのに、もう一回踏み直されたら、もうムリでした。でも、走っていて楽しかったですね!」



■11レース
●1着の新田祐大
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「踏んだ感じはそこまでよくなかったので、大槻(寛徳)さんもついてきやすいかなと思っていたんですけど、大槻さんは挟まれてしまって苦しかったみたいですね。僕も出るのに必死で踏んでいました」
●2着の山中秀将
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「行けるところまで行こうと思いました。こういうレースをもっとしていけば、自分もパワーアップしていくんじゃないかと思います」
●3着の諸橋愛
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「ここを突破出来ればと思って、ここに集中していました。新田に3番手に入られて、これは止められるかって思いました。吉田のかかりがよかったけど、新田が早くて仕事出来ませんでしたね」
●先行した吉田拓矢
「新田さんが追い上げてくるのはわかったけど、3番手に入られたのはびっくりでしたね。きつかったです」


■12レース
●1着の北津留翼
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「カマしに行こうかな、でも、まだ僕の距離じゃないなって思っていたら、松谷さんが行ってくれたので、よかったです。九州から1人は決勝に乗らないといけないなっていうことを皆で話していたので、決勝の乗れてよかったですね! 最近の競輪祭はずっと誘導だったので、こっち側で、まさか決勝に乗れるなんてびっくりです!(笑)」
ニコニコしている北津留に園田匠から檄が飛ぶ「お前浮かれてるなよ!(笑) 明日が本番なんだぞ!!」
●2着の渡邉晴智
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「松谷君のおかげです! 一発狙っていると言っていたので、行くって思っていました」
●3着の平原康多
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「粘られたのは想定外でしたね。なんとかしのいだ感じです」
●6着の桑原大志
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「北津留はダメかと思ったけど、もう一回踏んできましたね。晴智さんあたられても大丈夫なように回していたら、最後に脚がいっぱいなりました。もうこれ以上はないですね。出し切りました!」