第32回共同通信社杯(GII)初日レポート

若手の登竜門と言われているらしい共同通信社杯ですが、初日は若手が粉砕されていましたね。

二日目は頑張って欲しいですね。

とはいえ、二次予選に上がっている選手もいるので、しっかりと準決勝に進出してほしいと思います。

それにしても初日の最終レースは嘘でもいいから1枚買っていたかった…。

こういう車券を当てたいです…。

開会式

北野武史選手が敢闘宣言

好きなレースは今日の平原康多選手のレース。

これぞ漢字の競輪。カタカナのケイリンではありません！
捌きまくって、最後は自力。カッコいいと思います。



これを追走した近藤龍徳選手も凄い！


やっぱり強いね新田祐大選手。


浅井康太選手のもがき合いから先行はらしくなかったけど強い！

ダッグアウトから

■1レース

●捲って1着の吉澤純平

「小橋（秀幸）さんがあそこで粘ってくれたおかげで行きやすくなって、展開的に恵まれましたね」

●吉澤マークで2着の小林大介

「自分は今こんな点数なのに、2車単で人気になっていて、本当にファンの皆さんには感謝しかないです。今は点数を戻すことが一番だと思うので、あげていきたいですね。吉澤は、今、強いので、あそこで行っちゃうんだなって思いながらついていきました」

●4着で勝ち上がった成田和也

「ちょっと判断がもう少し足りないですね」

■2レース

●桐山を交わして1着の海老根恵太

「北は自力が3車並んでいるようなものなので、作戦では中団、場合によっては粘ることも考えていこうという話をしていました。桐山は何でも出来ますからね。桐山にスピードをもらったおかげで伸びました。3人で決まってよかったです」

●南関東3番手かためた渡邉晴智が2着に

「ラインのおかげ。もう前があまりにも強かったです」

●3着に桐山敬太郎

「仕掛けて3人決まっているなら、もっと喜べるんですけどね。でも、感じよく踏めているので悪くはないと思います」

●4着に岩津裕介

「晴智さんの動きがさすがでした。外にいったら外いくし、もう目が4つくらいあるんじゃないかってくらい見えてますね」

■3レース

●吉田拓矢をどかして中団を取り、そこから捲って1着の脇本雄太

「カーボンに乗り慣れている分、なんかこの自転車にしっくりこない。全然、力が伝わらない感じがしますね。実際にレースを走ってみると、そう感じました。離れてしまったので、今日はレース的にはダメです。今日は、先行でも中団勝負でも、どこかで吉田君と勝負しようと思っていました」

●脇本マークで2着の園田匠

「ワッキーを信頼していました。強かったですね。2人で決まってよかったです」

●3着に稲毛健太

「いつも初日は悪いので、勝ち上がれてよかったです。早い展開になるだろうと思っていたので、落ち着いていました」

●5着で勝ち上がった吉田拓矢

「今日は反省点がありますね。もうスピードが違ったので、ついていくだけだったので自分の調子はわかんないけど、明日も頑張ります」

■4レース

●山本伸一が捲り追い込んで1着

「中井（太祐）も頑張ってくれているし、どうしようかなと思っていたけど、竹内（雄作）が見えた瞬間に自分で行こうと思って行きました。調子はいいですね」

●3着に入った和田圭

「バックで見た時には竹内がすごいスピードで来ましたね」

■5レース

●捲って1着の深谷知広

「いつもと違うレースになったけど、卓也さんと2人で決まってよかったです。珍しく落ち着いていましたね。隣にずっと諸橋（愛）さんがいたので、諸橋さんを見ていました」

●山内卓也が2着

「ホームでバック踏んで深谷を入れたのがきつかった。そこで行くのねーって（苦笑）。あと打鐘で浦川（尊明）に内に押し込まれていたのでそれもきつかったー。地元地区の開催だし、中部が1人でも多く乗らないと盛り上がらないですからね。少しでも上を狙っていきます」

■6レース

●野原雅也の番手から、捲ってくる早坂秀悟に合わせて捲っていった稲垣裕之

「（復帰）3場所目でようやく合ってきた感じがしますね。矢野（昌彦）イン切りにもしっかり対応出来たと思います。（早坂の）すごいスピードだったけど、少し緩んだように見えたので、合わせて行きました。（渡邉）一成君のレースで、あまり引きつけ過ぎて出なくなるのも見ていましたからね」

●捲っていった早坂秀悟は4着

「吉田（敏洋）さんを越えたし、行けるかなと思ったんですけど、稲垣さんが強かったですね」

■7レース

●好位置取って、捲って1着の平原康多

「先行の展開には今日はならなかったので、その後は上手く対処出来て走れたと思います。オールスターが自分の思ったレースが出来なくて、すごく悔しかったので、1ヶ月かけて修正してきました」

●平原マークで2着の近藤龍徳

「ついていくだけでしたけど、でも、ついていき切れたことはよかったと思います。平原さんは強い、というか上手いです！　一瞬、一瞬が遅れないのは、あそこは技術ですね。だから、僕はついていて落ち着いていたというか、平原さんは何とかしてくれるって信頼していました」

■8レース

●逃げ切った原田研太朗

「出た時、1人ってわかったけど松浦はすぐに追い上げてくると思ったのでちょっと待って、そうしたら来てくれました。石丸（寛之）さんまで来ていたかわからなかったのが残念。本当は3人で決められたら1番でしたけど、とりあえずワンツーが決まってよかったです」

●原田に離れたが、すぐに追い上げて、原田マークで2着の松浦悠士

「予想外の目に合いましたけど、すぐに追いかけていきました。けど、ホームの原田さんのスピードがすごかったです。普段、自分で動いている選手なのに最後抜けなかったのは悔しいですね」

●3着に入った吉村和之

「谷口（遼平）が積極的に行ってくれたおかげです。最後は、外に行ってもしょうがないのであそこに行きました」

●4着に松尾信太郎

「すごいですね、このクラスの人たちは。怖かったです（笑）。井上（昌己）さんのおかげですね」

■9レース

●三谷竜生が捲って1着

「ムリヤリし掛けたけど、行ける感じはありました。練習はしっかりしているので、身体は動いていますね」

●三谷マークで村上義弘が2着

「竜生らしいレースでしたね。また、しっかり明日も頑張ります」

■10レース

●古性優作が捲り追い込んで1着

「今日は展開はよかったです。でも、ちょっと上のクラスでは失敗するパターンですからね。ホームで仕掛けていかないといけないですね。クランクを戻してから、調子もいいですね」

■11レース

●新田祐大が捲って1着

「行けるところで行きました。先頭に立ってから、後ろはどういう感じか見てから行ったけど、そのまま行っていたら、もっと後ろに差をつけられたかもしれないけど、どうでしょうか。調子は悪くはないと思います」

●郡司浩平が捲り追い込んで2着に

「来るのはわかっていたので、僕もなんとかしのいでいきました」

●佐藤康紀が3着

「新田は脚で勝っているだけ、作戦は立てたけどないに等しい（笑）。ついていかないと自分のやることなういので、そこだけは集中していきました。でも、3着が精一杯ですね」

■12レース

●捲った佐藤悦夫が1着

「自力で捲ったというより、浅井がいい目標になったおかげという感じでした」

●和田真久留が2着

「もう訳がわかんなくなりました。でも、最近は落車が怖くて、踏み切れてなかったけど、踏み切らなきゃと思って行きました」

●捲った浅井康太が3着

「永井（清史）さんも自力だし、その前で戦うからには、それなりのレースをしないといけないなと思っていました。それで3着に入れているし、悪くはないと思います。明日も頑張ります」