平成28年熊本地震被災地支援競輪 第70回日本選手権競輪(GI) 4日目レポート

皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか？

競輪マガジンをご覧の方は、静岡に来ていらっしゃるか、お近くの競輪場、または場外車券場、電投なので、競輪を楽しんでいらっしゃると思いますが。

静岡競輪場は、多くのお客様で賑わっていますよ！

ゴールデンレーサー賞は原田研太朗選手！

稲垣裕之選手の逃げから、捲る平原康多選手。その後ろの原田選手がゴール前追い込んで1着、2着大塚健一郎選手、3着新田祐大選手となりました。

後方に置かれた深谷知広選手は動けずでした。ちょっと気になるレース結果ですね。好調であれば、後方から伸びてくると思うのですが。

本日の強かった!と思う選手が山田英明選手です。

さて、明日は準決勝。

今年2回目のダービー決勝に誰が勝ち進むのでしょうか？

一晩考えてみたいと思います。

寝たら良いヒントが浮かぶかもしれないしね。

ダッグアウトから

■9レース

●直線追い込み、地元の渡邉晴智が1着

「自分の前と後ろが頑張ってくれたので、力以上のものが出ましたね。自分の脚は見てもらった通りですね。準決勝も南関で頑張りたいです！」

●2着には南関3番手かためた松坂英司が入った

「根田のおかげです。晴智さんの気合が伝わってきました。今日は、よけいなことをせずに、でも、半分は番手のつもりで仕事しようと思っていました」

●3着に入った友定祐己

「岩津（裕介）とは違うコースを行こうと思ったら、あそこのコースになりました。阿竹（智史）と岩津のおかげです」

●先行した根田空史

「山崎さんを見たら踏んでいたので、自分も踏んだら、そこで脚がいっぱいになりました」

●前を任せた小松崎大地が落車し、自力を出した山崎芳仁

「小松崎がいなくなった時点で、自分が自力に転じようと思いました。後ろに（志村）太賀もいましたし」

■10レース

●捲り追い込んで1着の山田英明

「昨日、休みだったので、しっかり過ぎるほど自転車の整備をしたおかげですかね（笑）。やっぱり負けるのはイヤなので、しっかりやっておこうと思いました。でも、まさか1着を取れるとは思いませんでしたね（笑）」

●山田マークの小岩大介が2着

「ミラクルですね！　村上（義弘）さんのヨコを通り過ぎる時が一番怖かったですね。前に踏むか絡んでくるかわからなかったので。ヒデさんのスピードがすごかったです。僕はついていっただけ。でも、3着では勝ち上がれなかったので、2着でよかったー」

3番郡司浩平を止めに行く1番村上義弘

■11レース

●直線追い込んで1着の原田研太朗

「行くタイミング見ていました…って言えたら格好いいですけど違います（笑）。8割がた平原さんが行くのを見てました。深谷（知広）君を見てて、前をみたら、もう平原さんが行こうとしたので。大塚さんとゴール前勝負出来たことが一番よかったですね」

●原田マークで2着の大塚健一郎

「原田は1回引くのかなと思ったら、スンナリ中団取れて、前に平原がいるし、どうするのかと思ったら、原田君が強かったですね。自分はもうギリギリの戦いです（笑）」

●3着に入った新田祐大

「深谷君のタイミングがちょっとわからなかったです。でも、そこは人任せにしてしまった結果なので、勉強になりました」

●捲った平原康多（4着）

「一昨日はバックを踏んで失敗したので、今日は踏もうと思っていました」

●稲垣の番手の園田匠

「稲垣さんは行ってくれると思ったので、止めないといけないと思ったんですけど、平原さんがすごい勢いで来て、止められなかったですね」

●先行した稲垣裕之

「深谷君だけを意識するのではなく、相手は平原君、原田君がいましたからね。平原君のスピードがすごかったです。出来たら、あれに合わせたかったですね」

●準決勝のメンバーを見て、深谷知広の番手に感涙を浮かべた近藤龍徳

「ついに、この日がきました。今までの自分がやってきたことを全て出してワンツーを決めたいですね」

と、泣き顔をタオルで隠しながらローラーに乗っていました。


明日、準決勝を想定したローラー？