家族内でカタがついているのだから、個人的には気にしない。
長年ずっと問題を先延ばしにしてきた結果なのだから親も子も自業自得。
人様に迷惑をかけずに済んでよかったじゃあないか。

ただ、幾度となくこの手の無職無双が続くにもかかわらず、対話能力を育成するプログラムがないのは問題。
発達障害の人間だってキッチリ対話能力を育成すれば社会に通用するにもかかわらず、そういった教育は各家庭や個人に頼りきっている。
恋愛のアプローチにしてもそうであり、ストーカー問題にせよ、国民の対話能力の育成はこの国の安全保障に繋がっているのだから、他人事と抜かす前に胸に手を当てて真剣になってほしい。
何より社会に復帰させるにせよ、この手の引きこもりを社会に放り投げてもすぐに引きこもってしまうのでは意味がない。
いや、引きこもるならまだしも、社会に出したばかりに家族外で無職無双をされてしまったら本当に迷惑極まりない。
だから、現状においては、対話能力の無い社交性を育んでないこの容疑者のような人間はこのように家庭に隔離するのが、社会にとって最も安全といえる。

それと、生活保護費は言うなれば人を使わない警察。
警察一人分の給料と比較して、それよりも安く済むなら十分に社会安全対策として機能する。
それをなくしたいなら、このようなろくでもない人間を最低限社会に迷惑をかけないように教育する必要がある。
金も出したくない、教育もしたくなければ文字通り殺処分しかないが、そんなディストピアは国民全体の安全保障の観点から御免である。
殺す殺さないの基準の問題ではなく風潮の問題であり、今以上に社会の空気が殺伐としたものになりかねず、余計に犯罪を誘発させる恐れがあるからだ。
なぜこの国が仇討ちを廃し決闘罪を設けているかがわかれば、理解できる話だと自分は考えている。